2021年の妄想ブログ:
先日のニュースで、木の枝に設置できるドローン監視カメラが話題になっていた。
つまり、設置させたい場所まではドローンで移動し、直径5cmくらいの「止まり木」として最適な枝を見つけたら、その枝に着地し、監視カメラが動作開始するという仕組みだ。
元々は野生動物観察用に開発されたドローンで、迷彩色のカラーリングに、さらに木や枝などでカモフラージュした"ネット"をボディに取り付けて、ステルス撮影が可能なようになっている。
これを監視カメラに応用したもので、オリジナルでは撮影した動画画像はメモリに記憶して、ドローンを回収したあとでしか見れなかったが、監視カメラ版ではリアルタイムに通信でサーバへ画像が送られるようになっている。
主な利用用途は、スポーツやパレードなどの大イベントのテロ警備強化で使われることが多い。プロのテロ集団から見たら、カモフラージュしたとはいえ、すぐに設置したことがわかってしまうが、監視カメラの数が増え、死角が減るので、抑止効果はあるだろうと予想している。
また、何らかの事件が発生した場合、止まっているドローンを飛ばし、犯人を追いかけることも可能だそうだ。
そのうち、未来を舞台にした映画ではなく、現在を舞台にした刑事ドラマで、刑事とドローンが犯人を追いかけるシーンが当たり前になる時代がくるかもしれませんね。