2021年の妄想ブログ:
最近、ホーソン実験とかホーソン効果と言うのをよく耳にしたので調べてみました。
ホーソン実験では待遇や物理的な作業環境ではなく、人間関係が労働生産性に影響するという結論を見出しました。
のちに、この実験は被験者数が少ないから疑わしいとか、工場の単純作業での実験のため、一般的な仕事には当てはまらないなど批判的な意見も多いですが、個人的には職場の人間関係や仕事に対する思いなど感情的な部分が生産性を向上させる、良好な人間関係を気付けている方がミスが少なくなるというホーソン効果はあると信じています。
一方、2020年以降、急激に広がったリモートワークは、感情の共有や良好な人間関係を築くという点では難しい環境だと、最近実感しています。
そんなことを思っていたたら、「ホーソンタイム」なる取り組みをしてりる企業の紹介記事を見つけました。どうやら、よく在席中とか会議中とかの自分のステータスをチームメンバーで共有するサービスがありますが、ここでは在籍中を「集中タイム」と声をかけても良いよ、雑談に応じるよという「ホーソンタイム」の2つのステータスに分けているそうです。そして、原則1日2時間のホーソンタイムのステータスにする運用ルールを適用しているそうです。(なお、1日のホーソンタイムの時間は計測されていて、チームメンバー全員でその情報を共有できるようになっているそうです。)
以前は職場で誰かに声をかけるとき、顔色を見ながらタイミングを計ることができたが、リモートワークによってそれが難しくなったと思う人が多かったが、これにより上司や先輩にちょっと聞きたい場合などに気軽に声をかけやすくなり、そして、部下、後輩と雑談をすることで近況や困りごと、心配ごとの把握もしやすくなったとか。職場環境というかコミュニケーション環境改善に大きく貢献しているようです。
中にはSlackなどのチャットツールをフル活用しているIT系の職場だと既にこのようなコミュニケーションは問題なくできていましたが、世の中にはそうでない会社の方が多く、リモートワークを取り入れただけでも大進歩の昔ながらの風土の企業では、このホーソンタイムのアイデアはかなり有効なようです。
なお、うちの上司は会議だらけ。ほとんど在席にならない人は意味がない試みかも。。。
(Picture By Pixabay)
今週のお題「感謝したいこと」
勤労感謝の日は子供のころ、仕事をしている人に感謝する日と教えられていたが、ある人に勤労できることに感謝する日と言われた。
えぇーーーー、どんなブラックと思ったが、Wikipediaによると「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」が正解です。
勤労は日本国民の義務。みんなに感謝する日なんですね。
また、勤労に感謝ではなく、尊びましょうということですね。