自分の会社はテレワークは継続中。個人的には6割在宅です。
今日も自宅でお仕事ですが、世の中全体ではそうでもないようですね。
テレワークの実施率について5月は31.5%だったが10月は18.9%になったとか。
専門的・技術的な仕事に限定すれば51.9%が、22.8%に大幅ダウン。
出社の必要性が低そうなのに、全体の割合とほぼ同じくらいになっていますね。
その原因のひとつは生産性が下がったと感じている人が多いからでしょうか。
在宅勤務で生産性が上がったと感じた人は21%に対し、下がったのは43%。
下がった理由は「勤務環境が整っていない」(68%)、「集中しづらい」(46%)、「同僚からの協力が得られにくい」(33%)だとか。
自分は転職したばかりなので、下がったか上がったか判断できないですが、環境に依存するのは理解できます。しかし、慣れていないことを考慮すると、現時点で良い悪いの判断するのは時期尚早なのかもしれませんね。
一方、同僚からの協力が得にくいため生産性が下がったという意見に対し、生産性が上がったと感じる人がいるのを見ると、前者の人たちが後者の人たちの足を引っ張ていたとも言えるのかも。
面白いのはアメリカの場合、在宅勤務で生産性が上がったのは77%だとか。
また、別の質問で「以前よりコミュニケーションが取りにくい」と回答したのは日本人55%に対し、アメリカ人は14%と大きな差が。
仕事のやり方として、最初に上司から成果物や目標が文章などで明確に指示することが多いアメリカ人にとっては、対面コミュニケーションが減っても、一人で集中して仕事ができる在宅勤務は合っているかもしれませんね。
一方、成果物や目標が曖昧なまま、対面コミュニケーションを繰り返しながら業務を進めていく人にとっては確かに在宅勤務は適さないかも。しかし、そんな人が多い日本の生産性が低いということは、この仕事の仕方を改めないと日本の将来は厳しいとも言えそうですね。
なお、今の就活学生にとってはテレワークは必須条件なのかも。
全ての業種がリモートワークで解決するとは思わないが、経営層のオジサンたちはこのあたりを真正面から捉えて考えて欲しいです。
古い考えのオジサンは在宅のまま来なくても良いと言いたいですね。
(Picture By Pixabay)