在宅ワークをするようになって1年。仕事って何だろうと考えてみた。
職場にいる=仕事?
在宅ワーク以前は職場に行くだけで仕事になっていたような気がする。
例えば職場のデスクでYahoo!ニュースを見ることは、スポーツや芸能などは別として業務に関係ない経済や社会関連の記事でもいつか何か役に立つかもしれないから仕事の一環となんとなく考えていました。
しかし、プライベートでもニュースを読む習慣があるので、在宅ワークだとこれは仕事なのか、プライベートなのかを区別するのが難しくなりましたね。
一応、在宅ワークでも出退記録のサイトから働き始めと終わりの打刻はするので、時間的には勤務中かそうでないかの区別はつけていますが、ニュース記事のチェックや最新の技術動向の調査など内容的に見たら、仕事なのかプライベートの趣味なのか区別つかないのことも結構ありますね。
「成果」に繋がることが仕事?
個人的には今の勤務体系だと残業代はつかないので「出退記録」はそれほど大きな意味はなく(22:00以降の夜間、休日の追加手当や健康管理上の意味はありますが)、それよりも「成果」のほうが重要になってきます。
となると、時間的な考えではなく、契約、各種ドキュメント、開発技術系ならばプログラムなどの「成果」そのものを生成する「作業」、またはそれに繋がる途中段階の「作業」が「仕事」ということになるのだろうか?
とは言っても、社会情勢や最新技術の動向調査とか、管理職ならば雑談から構成メンバーのスキルや性格を把握するなど成果物に一見直接関係ないような作業が「成果」に大きな影響を与えることがある。むしろ、そのバックの作業がないと成果を生み出さなかった、または予定通りに仕上がらなかった可能性が高いケースがあったりする。
「成果」に直接繋がる作業=「仕事」と断言はできませんね。
ワークライフバランスではなく、楽しいーツライバランス
「勉強」の「強」は「強いる」という意味で捉えると「勉強」は嫌なこと、我慢することになります。しかし、好きなこと、興味があることを調べたり、覚えたりすることは「勉強」ではないと思いますね。
学生のころ英語が大嫌いで英単語ひとつ覚えるのもいやいややっていましたが、趣味のプログラムのコマンドを覚えるのは全然「苦」ではなかったですね。そして、その時に得たプログラムスキルが今の自分の仕事に大いに役立っています。
もしかして、仕事もそうなのかもしれませんね。
ワークライフバランスと言うと、仕事に関係する作業とプライベートな作業とのバランスのことを指しますが、仕事でも楽しい作業だったりすると仕事の比率が高くても良かったりします。一方、プライベートでも苦手な作業を強いられると気が滅入ったりします。(個人的には家事だと食器洗いは好きですが、洗濯干しは苦手です。)
そんなことを考えると「ワークライフバランス」よりも「楽しいーツライバランス」を改善することを心掛けたほうが人生が楽になるかもしれませんね。
「楽しい」が100%となることは無理でしょうから理想的には「楽しい8:ツライ2」くらいを目指したいですね。一方、「ツライ7:楽しい3」より厳しくなったら、仕事ならば業務の見直し打診、職場の配置換えの希望、最後は転職とか、プライベートならば、例えば家事の役割を変わってもらう、またはお金がかかるが外部発注する、または諦めてやらないとかの対策をしていきたいですね。
なお、好きってほどでなくても「苦」ではなければ良かったりします。
仕事で楽しいことがほとんど無いという人は「楽しいーツライバランス」ではなく「ツラクナイーツライバランス」という視点での生活見直しを取り組むのでも良いかも。
今週のお題「雨の日の過ごし方」
日曜は息子と散歩の日。台風でもない限り雨でも「外出」です。
小雨くらいならばいつもと変わらないですが、強い雨の場合はショッピングモール巡りが定番でしたが各地行きつくしたので、ネタ探しに苦労してます。