ワーク・ワーク・バランス?
人によって定義が異なりますが、この記事では給料がもらえる有償ワークと、家事や育児などの無償ワークとのバランスと定義してました。
記事内でもありますが、このワーク・ワーク・バランス、実際在宅ワークを何回か経験すると、有償ワークと無償ワークをきっちり切り替えることが難しいと痛感しました。また、それだけでなく小さなオンとオフ切り替えも難しいと感じました。例えば3分くらいの小休止はオフィスにいるときは、リフレッシュも仕事のうちと割り切れていましたが、在宅ワークだと少し罪の意識を感じました。
ふと、昔から在宅ワークである農家や自営業の人の生活を想像してみましたが、そもそも有償ワークと無償ワーク、オンとオフの切り替えはかなり適当に"こなしている"のかもしれません。
例えば、農家が泥落とし作業した収穫野菜の一部は自分の家や近所へのおすそ分け(有償ワークと無償ワークのバランスとり)も自然に行っているし、個人商店ならば、雑誌読んで、おやつを食べながらの店番でも、お客さんが来たときにすぐ対応するスタイル(スムーズなオンオフの切り替え)に慣れているんでしょうね。きっと。
これに対し、サラリーマンが有償ワークと無償ワークのバランスとりやオン、オフ切り替えが不得手なのは、今まで"職場"があり、そこにいる間は"会社のための仕事"をしなければならないというルール上で働いたのが、突然、在宅ワークになって、まだ慣れていないというのもありますが、多くのサラリーマンが労働時間に基づいた給与体系(労働基準法(高度プロフェッショナルを除く)がベース)というのも大きな一因なんでしょうね。
いろんな人がニュースやブログ記事でコメントしている通り、農家や自営業のように成果評価の給与にならない限り、この問題は解決できないかもしれません。しかし、パソコンの操作状況をオンラインで監視し、部下を管理し、勤務評価している冗談みたいな上司が一部とはいえ実在しているので時間はかかりそうですが、2年も経てば結構メジャーになるかもしれませんね。
なお、ワーク・ワーク・バランスって言葉を最初に聞いた時、ずっと仕事をしている社畜だと勘違いしました。
(Picture By Pixabay)
今週のお題「夏うた」
別に夏の歌ではないですが、20代のブラック会社に勤めていた時、夏の23:30過ぎ、会社の帰り。夜なのに蝉が鳴いている中、自転車で自宅を目指すときに、頭の中でよく流れていました。
フロに入って寝るだけ