2021年の妄想ブログ:
一昔前、大型マンションの共有施設にスポーツジムやシアタールームが流行った。
自宅の近くにすぐに行けるスポーツジムがあればサボらずトレーニングが続けられそうだし、自宅だと難しいが気兼ねなく大音量で映画が見れるということで、育児参加率が低かった当時のお父さんにはキッズルームや託児施設より魅力的に見え、マンション選びの基準の一つでもあった。
しかし、蓋を開けてみると、近くにスポーツジムがあっても行くのは最初の三カ月。涼しくなったら再開とか言ってそのまま疎遠に。シアタールームも最初は予約が取りにくいほど人気だったが、大型テレビが普及し、居眠りしても迷惑をかけない自宅でヘッドホン付けていれば快適ということで、こちらも疎遠に。
さらに10年も経てば設備は老朽化し、ますます負の遺産に。閉鎖するかどうかが管理組合でも良く話題になるが、そのまま放置もできずに現状維持。。。
そんな問題を解決するサービスが最近不動産業界のニュースで話題になっていた。
このサービスは使われなくなった共有施設をリモートワーク用のオフィスに改装、運営を請け負うサービスだ。
改装と言っても工事は電源くらい。あとはデスク、椅子、パーティション(間仕切り)、WiFiルーター、利用状況を管理するWebカメラを設置するだけだ。元シアタールームは普通、他の施設に転用しにくいのだが、そのままWeb会議室にも利用できできるのはこのサービスの大きなメリットだ。
また、利用頻度が高いと思われるキッズルームも、10年も経てば小さかった子供が大きくなってほとんど使われなくなるケースも多いらしい。こちらも改装対象になることが多いようだが開放的な作りとなっていて意外と向いているそうだ。
なお、専用アプリで会員登録し、空いていればすぐに利用可能。もちろん予約もできる。そして、住民より割高になるが外部の人も利用可能だそうだ。割高と言っても駅前のレンタルオフィススペースよりは安いとのこと。
自分の家の近くにもできていないか、ちょっと近所のマンションを調べてみるかな?
(写真はマンションのイメージです)
今週のお題「好きなおやつ」
会社の土産でもらう、3大東北地方のお土産といえば、
三位:かもめの玉子(岩手)
二位:ままどおる(福島)
一位:萩の月(宮城)