2021年の妄想ブログ:
AlexaやGoogle HomeなどのAIスピーカーが、家族の会話をこっそり聴いている盗聴疑惑があるが、真実はグレーである。
だったら、逆転の発想で、おおっぴらにその会話を買い取らせてくださいというサービスが始まった。
スマホ上でそのサービスアプリを起動して、そばで会話をすると、会話音声データがサーバーに送られて、日本語解析。そこから、今、話題になっているグルメ、グッズ、芸能人、イベント、ジャンル(恋愛、家族、勉強、旅行など)のキーワードを取り出して、マーケティングデータとして活用するというものだ。
ユーザにはマーケティングに利用することを伝えており、また、自分たちの会話から収集されたキーワードをアプリ上で確認、修正、削除できるようになっている。
そして、この「会話データ」提供で得られる報酬だが、1時間の会話で100ポイント、つまり100円相当だ。ただし、流行に敏感な女子高生であったり、会話の場所が渋谷、原宿とかだったりすると、250ポイントにアップするそうだ。
自分たちのくだらない会話がちょっとした小遣いになるということで、急速に利用者を増やしているそうだ。
また、このマーケティング情報は、Twitterやインスタにも上げない、正に「生の声」が聞けるということで、いろんな分野から注目されているそうだ。
なお、運営側はもちろん、この会話で個人情報を収集したりすることはないと宣言していているが、会話ででてきたグッズが、その直後にショッピングサイトでお勧め表示されると、その個人を狙い撃ちしたものか、同時多発的に複数の人が話題にして、注目度が上がったのかの判断は難しいので、やはり、グレーではありますね。