2021年の妄想ブログ:
2020年にオンライン〇〇というのが流行りましたが、部屋の賃貸サービスでオンライン内検サービスが本格的に始まったようです。
内検とは、現地に行って不動産現物の見学、調査のこと。実物を見ることにより、間取り図やテキストからでは読み取れない物件情報を知ることができ、不動産の賃貸、売買契約前に必須なのですが、結構面倒です。
自分も過去何回か部屋探しをしてますが、3件も内検するとかなり疲労して判断力も鈍り、条件が合わなくても妥協しそうになることもしばしば。また、往復の交通費も結構馬鹿になりません。
そんな経験を考えると、現在の自分にニーズはないがかなり良いサービスですね。
別に新しいサービスではなく、2020年には既にこんなニュースもありました。
新しいサービスでは、このような予め録画したものではなく、不動産の人を介してリアルタイムに物件をチェックできる正に「内検」が体験できることが大きな特長だ。
内検1回につき1000円だが、契約が決まれば5回分を無料にするとのこと。全て無料だと冷やかし客が避けられないので、これは良い仕組みです。
このサービスでは、不動産従業員の頭に取り付けられGoProのようなアクションカメラを使い、依頼者とリアルタイムに会話をしながら内検することができます。昔から物件紹介動画はありますが、良いところだけを上手く切り取ってイメージアップを図っているのに比べ、このサービスならばベランダの隅やキッチンの下など依頼者の要望に応じて、気になる点を隅々まで確認できる点が大きなメリットですね。
また、最寄り駅に近い不動産の場合、駅から物件までの移動中もこの内検に含まれるそうで、商店街などの周辺環境も一緒にチェックできる点がかなり好評のようです。
さらにこのサービスでは、他の人が依頼したときの内検動画は不動産サイトに会員登録すれば無料で閲覧できるそうで、これでも十分価値がありそうです。
なお、これを提供している企業では最終的な契約の前にはオンラインではなく、リアルに内検することを勧めているそうです。オンラインだけだとニオイなどはチェックすることはできませんからね。あと、自分は持っていませんが、霊感のある人はそのあたりのチェックも必要でしょうから。