未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)いよいよサマータイム開始か?

2022年の妄想ブログ:

 

2018年に導入が検討されたサマータイム

結局、見送りになりましたが、今年2022年に再燃しているようです。

 

そもそも、その時はオリンピック開催にあたり競技時間を早めるために実施しようとか、会社でのエアコンや照明の利用を控えてCO2削減のためとかでしたが、オリンピックは単純に競技開始時刻を早めれば済むことだし、会社はどうせ残業が増えるだけで意味ないという反対意見などが出て、検討終了となりました。

 

しかし、今回はちょっと違う理由のようです。

 

ひとつは、在宅勤務普及で通勤時間が減り、しかも残業も以前より抑制されるようになったことから、平日の余暇時間が増えた人が多くなった。これにサマータイムでさらに余暇に使える明るい時間を追加し、2020年に縮小を余儀なくされた観光やリクレーション産業を活性化に繋げるという考えだ。

 

そして、もうひとつはサマータイム導入に伴うシステム改修仕事を増やすことで、雇用を増やそうという考えだ。政府側はさすがに財源は確保できず補助金給付などは難しいようだが、改修費用の消費税を免除したり、経理は詳しくないが、売り上げの税計算上での5年均等割りで経費として扱えるとかの対策を考えているとか。

 

これらの意見に対し、前者の理由で支持する人は多いが、後者はシステム改修に必要なスキルを持っている人は雇用対策しなくても仕事があるし(むしろ人出不足だし)、それより前回同様、改修によるトラブルや新たな脆弱性を生み出す懸念から反対を表明する人が多いようだ。

 

一方、そもそも在宅勤務で加速した成果評価になった人や、勤務時間固定でも時差出勤が許可されている人が、セルフで勤務時刻を早めたりして、事実上サマータイムという人もいるようだ。

 

さらに図書館、博物館、動物園などの公共施設も、夏の営業時間を今まで以上に長くする取り組みも行われているようだ。

(銀行と役所だけは、相変わらず、その気はないようですが、、、)

 

 こんな感じだと今回もサマータイム導入は見送りかもしれませんが、この議論をきっかけに夏の長い明るい時間を有効に使う工夫にみんなで取り組むことは良いことですね。

 

f:id:dad_aslan:20200602233001j:plain

 

※欧米では一番日の長い6月は天気も良く、過ごしやすいレジャーシーズンです。

 だからこそ、サマータイムがさらに意味を持っているかもしれませんね。

 

今週のお題「傘」