2022年の妄想ブログ:
子供のころ(1970年代)、「奥様は魔女」というアメリカのドラマの再放送を朝7:30ころやっていて学校に行く前に良く見た。当時、ドラマ出演者ではない人たちの笑い声が聞こえたり、時に拍手する音が流れるのが不思議でしょうがなかった。後にこれは「シチュエーションコメディ」の定番で、公開録画したときの聴衆の声や拍手であることを知った。どうやら公開録画のほうが誤魔化しが効かず、ウケないことが一発でわかるので演者も気合が入るとか。
ところで、社会人にとって演じるといえば「プレゼン」だが練習のときはスラスラできるが、いざ本番で人前に立つとあがってしまい、実力の半分しかできなかったという昔の苦い経験を思い出す。やはり、練習では本番でのあの「感覚」は感じられないので、緊張に対するトレーニングとしては有効ではなかったですね。しかし、最近そんな問題を解決するプレゼン練習のスマホアプリが出たという記事を目にした。
このアプリな主な動作内容はざわめき、咳払いなど聴衆の空気感を音声再現すること。プレゼン練習中に使うと、なんとなく本番の雰囲気が味わえるというものだ。また、いくつかの想定質問文を登録しておくと利用者の「質問はないですか」の呼びかけに対応して音声で質問してくれる機能もついているとのこと。言葉に詰まったりすると咳払いが多くなるなど、それなりの本番緊張感の再現度はあるそうだ。
また、このアプリと兄弟的なサービスとしてWEB会議用プレゼン練習サービスもまもなくリリースされるそうだ。こちらは音声ではなく出席者の顔映像を再現しているもので音声アプリより再現度が高いという評判のようだ。というのも事前に実際に会議出席する予定者の別の会議での映像を登録することができ、それをベースに再現しているためだ。確かに本物を使われると臨場感は全然違いますね。
そのうち、別の会議映像をAI学習して自動で想定質問してくれる機能も出てくるかもしれませんね。そうなると重要な会議はこのサービスで事前練習しないと本番会議が開けないというタスクがビジネスフローに追加されたりして。また、余計な仕事が。。。
(2018年9月11日の記事を大幅加筆、再掲載)