今回の散歩は飯田橋駅周辺です。
飯田橋駅はJR中央線(総武線)の各駅停車駅。山手線の「円」で見ると中心エリアになりますが、観光スポットや有名なショッピング、エンタメの施設もないので東京近郊に住んでいても降りたことがないという人も多いかもしれませんね。
しかし、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営大江戸線が交わる地下鉄の乗り換え駅。鉄道ファンからは東西線と南北線が交わるので真の東京の中心地という人もいるそうで。しかし、各線のホームとの距離があるので注意が必要です。歩くと結構時間がかかります。
西口を降りると牛込橋があります。
牛込というと40代だと「東京都牛込局区内フジテレビ」というプレゼント応募や出場者募集案内の宛先を思い出します。1996年にフジテレビがお台場に引っ越す前で、しかもハガキが主流の時代のおじさんの昔話ですね。
ここには江戸城外郭の牛込見附(見附とは外部からの敵の侵入を見張る場所)があった場所。石垣が残ってます。
橋からは江戸城外濠が見えます。右側の岸にあるのはカナルカフェ。
桜の季節だとこんな感じ。
一度行ってみたいけど、いい季節は当然混んでいるのでいつもスルー。
そしてあたりを見回すと大学や大学病院が多いことがわかりますね。
こちらは以前の記事で紹介した、大手町から引っ越してきた日本歯科大学。
法政大学。(市ヶ谷との中間点くらいだが)
そしてこちらは、
東京理科大学です。
今回は飯田橋駅の西側を歩いてみます。
先ずは筑土八幡神社。右側に「田村虎蔵先生顕彰碑」とあるが、田村虎蔵とは金太郎や浦島太郎の歌の作曲者。この神社の裏に住んでいたそうです。
こちらの神社、歴史は古く期限は800年代前半、嵯峨天皇の時代とか。
こちらは庚申塚。申=干支の猿ということで一般的には「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が祀られることが多いが、ここは二匹の猿ということで珍しいそうだ。
そしてこの神社の北側にあるビル。
双葉社です。
玄関にはしんのすけの「飛び出し坊や」の看板があります。
これはパクリではなく正規ライセンシーのものですね。
シロもいますね。
さらに同じ通りにあるこのビルは文房具の会社「ゼブラ」の本社です。
創建は鎌倉時代の由緒ある神社。10年以上前に来たときは普通の神社でしたが近代的な建物にリニューアルされていました。
狛犬のデザインも近代的?
こちらは併設されている蛍雪天神。こちらは旺文社の寄付によって建てられたとか。
こちらの「蛍雪」は大学受験のための雑誌「蛍雪時代」が由来だとか。
受験に強い神社だそうです。
(つづく)