山手線の中で一番存在感がない駅「田端駅」
田端駅というと昔何かのお笑い番組で「ターバータ、タバタバタ、タバタバタ」というフランス映画「男と女」曲のパロディーくらいしか覚えていないけど(本当はタバタではなくダバダ)、今回なんとなく訪問してみました。
(オリジナル曲はこちらの7:40あたり)
この田端駅は西日暮里駅と駒込駅に挟まれた駅。両駅そのものもマイナー駅なのに挟まれることで、さらにマイナー感が増しますね。
それでも山手線だけでなく、京浜東北線も停まります。
この京浜東北線側の擁壁が東京なのになんとなく地方感を醸しています。
さらに懐かしのアナログ路線図。最近、見なくなりましたね。
駅構内には田端駅限定自動販売機。
田端駅マスコットの「たばったん」の缶バッジも売ってます。
マスコットのいる駅は結構ありますが、他の駅より頑張ってますね。
コンパクトですがアトレヴィの駅ビルもあります。
駅を出ると右手に田端ふれあい橋という鉄道の上を跨ぐ陸橋があります。
歩行者や自転車の専用橋で綺麗に整備されています。
また、植樹の縁部分に腰かけることもでき、ちょっとした広場みたいになっています。
そして、この橋にはこんなものも展示。
昔の東北新幹線200系の連結器カバー、新幹線の「鼻先」ですね。
こちらは200系新幹線の車輪。
東北線のレールとポイントリバー(線路の方向を切り替える装置)と、鉄道関連の渋いものが展示されています。
そう、この田端駅の目の前にある建物はJR東日本の東京支社です。
そばには東京新幹線車両センターがあったりとここはJR東日本の新幹線の聖地なんですよね。
(OpenStreetMapより)
こちらには鉄道神社なるものがありますが、JR東日本施設内なので一般の人は参拝できません。
そして、さらに進むと一本の線路が踏切で道路を跨ぎ、隣の施設と繋げています。
ここは田端運転所で上記地図のはみ出したところにある尾久車両センターと繋がっています。
踏切近くの鉄網の隙間から施設内を見ると北海道・東北新幹線E5系(奥)と北陸・上越新幹線E7系(手前)が停まっています。
こちらはE2系新幹線に国鉄時代から現役のDE10型ディーゼル機関車。
こんな感じでちょっと遠いですが新旧の電車、機関車を見ることができます。
田端はマイナーな駅ですが、どうやら鉄分たっぷりのスポットだったようですね。
(つづく)