未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

京都の鉄道の聖地、ブルートレイン、銀河鉄道999世代にとって胸アツです(家族で修学旅行part2)

前回の家族で修学旅行part1の続き。

 

嵯峨嵐山駅から再びJR嵯峨野線に乗って梅小路京都西駅で下車。改札を出ると梅小路公園の広い敷地に。そこから徒歩2分のところにある京都鉄道博物館を訪問。

先ず目に入るのが二条駅の旧駅舎を再現した建物。

実はこちら出口の方で、入り口はもう少し先にある

こちらです。

園内に入ってすぐのプロムナードで出迎えてくれるのは0系新幹線

昭和世代のオジサンが新幹線と言ってまず思い浮かべるのがこれ。

ザ・新幹線という感じです。中学の修学旅行で京都・奈良に来た時はこれでしたね。

シートも、特に後方のグレーと青のものが懐かしいですね。

こちらはあまり記憶がないがDD54形のディーゼル機関車。エンジンや変速機は西ドイツ製だがボディは国産。でもちょっと欧州っぽいデザインですね。

本館1階のエリアで一番を目を惹くのは500系新幹線。

白ベースからグレーベースに変わり中心に青と黒の配色。艶のあるカラーリングと長いノーズが未来感のあるデザインで今までの新幹線と一線を画していましたね。最高時速も300km/h。一時期フランスのTGVに奪われていた世界最速に返り咲いたのも話題で、とにかく速いというイメージがありました。

しかし、700系登場後、比較すると長いノーズが災いし先頭と最後尾の車両の乗客数が少なく、トラブル発生時の運行変更に対応できない(指定席の客があぶれる?)ということで早々に第一線(のぞみ)から引退したのが非常に残念でしたね。

昭和の国鉄時代の特急ですね。

レトロ感が一周回ってカッコいいかも。

ヘッドマーク勢ぞろい。小学生のころ、空前のブルートレインブームがありました。校舎4階の音楽室前の廊下から数km先にある東海道本線を眺めることができ、短縮授業の時、休み時間にブルートレイン(富士かさくら)の通過を見ることができました。車体は小さく、ほんの僅かな時間しか見れませんが数人の男子で盛り上がっていましたね。

EF66形。貨物用でもありますがこの電気機関車ブルートレインをけん引してました。

こちら下から覗くことができます。機械好き少年&オジサンは胸アツです。

また運転席も体験できます。胸アツです。

列車以外にも駅の施設も展示。ちょっと懐かしい感じの自動改札。

券売機もあって小さな子供が改札体験できるようになってます。

昔の駅改札も。

かなり大雑把な料金表と切符販売の窓口。当時は駅もそんなに多くなかったのか。

丹波口駅のホームの看板(駅名標

こちらは列車内の和式トイレの便器。そう言えば金属製でしたね。

新幹線にあった紙コップと飲料水のサーバー。確か折り畳み型の紙コップでしたね。冷えていたがあまり美味しくなかった記憶がありますが。

お約束の鉄道模型ジオラマも。もちろん操作パネルで操作でき、列車に搭載されたカメラで走行状況も確認できます。

こちらは新幹線の運行制御システムの原寸大模型。

これもメカ好き少年&オジサンにはたまりませんね。

そして施設の外へ。この博物館の一番の名物である機関車の転車台と扇形車庫です。

全体はこんな感じです。きかんしゃトーマスでお馴染みの扇形車庫。古くは銀河鉄道999でもこんな描写がありました。リアルで見るとやはり感動しますね。

車庫には多くのSLが静態保存されています。地方の公園にある野ざらしになっているSLと比べ綺麗にしてあるのが良く分かりますね。

菊の御紋のヘッドマークがついたSLも。

そして、こちらは動態保存=動くように整備されたC62。銀河鉄道999のモデルですね。

こちらは一人300円で敷地内の道路を1往復します。

こちらが客車。

隣接する線路を走る電車を間近に見ることができます。

SLでしかも在来線の電車も楽しめる鉄道好きにはたまらないアトラクションです。

再び建物に戻るとテラスエリアから転車台の上からの眺めが楽しめます。

そして、施設内のレストランで休憩。ここからは京都駅を発着する多くの鉄道が鑑賞できます。正にこの施設は鉄道好きのためのパラダイスですね。

息子が頼んだのは開館7周年記念のこちらのパフェ。内容から考えると700円は若干高い感じもするが眺望も含めた値段ということで。

ということでここで紹介した以外にも鉄道の歴史展示や運転シミュレーターがあったりと盛りだくさん。好きな人にとって1,500円の入場料は安く感じる施設です。

京都駅から一駅、鉄道好きな人は是非足を運んでください。

(つづく)