未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

リーズナブル葛西の地下鉄博物館

今回の散歩は葛西駅そばの地下鉄博物館。誰が呼んでいるかわかりませんが通称「ちかはく」です。

東京メトロ東西線を降りて0分。

道を挟んで駅の東側、線路の高架の下にあります。

そう、この辺りは地下鉄と言っても高架の上を走っています。

また、始発駅でも複数路線駅でもない単なる地下鉄駅なのに駅前が発展してて、目の前には広いバスロータリーもあったりします。なんかJRの駅前みたいな感じですね。

こちらが地下鉄博物館入り口。大宮や京都の鉄道博物館に比べるとこじんまりしていますが、料金は大人でも220円とリーズナブルなのがいいですね。

入館券は切符、この自動改札を通ります。4歳から子供料金ですが幼児は鉄道だと無料なのでここで初の自動改札体験なんでしょうね。テンション上がりそう。

3歳以下は無料というのもあり、朝早い時間ですがベビーカー置き場は盛況です。

その横にあるのは赤い丸の内線。子供の頃、丸の内はどこにあるのか知らなかったけど東京のオフィス街を通る都会オブ都会の地下鉄と言う認識だった。いつか丸ノ内線に乗って丸の内駅で降りてオフィスビル群を見てみたいと思っていたが、丸の内駅はなく東京駅から歩いていけることを知った時、少しショックだったですね。

こちらは銀座線。丸の内がビジネスだったら銀座線は商業、エンタメ系ってイメージがありますね。開業は昭和2年(1927年)。日本初でもあるが東洋初でもあり、昭和の新しい時代に地下を走る未来感ある鉄道と言うことで当時の人はワクワクしたんだろうな。

電車の中を覗くと、、、リアルなマネキンが。

昭和初期の雰囲気でしょうか。第一次世界大戦が終わり、欧米の文化がどっと入ってきた時代、マネキンにはなかったですがモボ・モガ(モダンボーイ・モダンガール)と呼ばれるオシャレな男女が都会に現れた、日中戦争、太平洋戦争が始まる前の華やかなころの感じですかね。

駅ホームの看板も再現。「うへの(上野)」と言うのがちょっと間抜けでいい味を出してます。

今は見ることがなくなった硬券の切符とハサミ。

こちらはシールドマシーンの模型。回転して進むことで地下トンネルを掘削するというもの。改めて目の前で見ると大きいですね。

ほとんど見ることがない作業車。

パンタグラフはボタンを押すと上げ下げの体験ができます。

懐かしい"S"のマーク。2004年、営団地下鉄東京メトロになる前はこのマークでしたね。ちなみにSはSUBWAYだけでなく、安全(SAFETY)、正確(SECURITY)、迅速(SPEED)、サービス(SERVICE)の意味もあるとか。

こちらはシミュレーター。リアル映像の電車でGo!!ですね。

これはさらにリアル度アップ。本物の千代田線の車体で

運転席を再現。これだけのものをそれほど並ばず体験できるのがいいですね。

鉄道博物館でお馴染みの模型走行。1日4回走行します。結構人気になので開始5分前までには場所を確保したほうがいいですね。

お土産はこちら、地下鉄博物館特製の学習帳ノート。現在、散歩のときのスタンプノートとして活躍しています。

大きくないので1時間もあれば回れますがそれなりに楽しめます。興味がある方は是非訪問してみてください。