未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

鉄道の始まりは新橋から

今回の散歩は新橋駅周辺。

 

こちらは新橋駅のマスコットキャラの黒森(クロモリ)さん。

烏森→カラス森→CROW森→黒森さんだそうです。

これは昨年のポスターですが日本の鉄道は2022年に開業150周年を迎えました。

その出発点がこちらの新橋駅です。

と言っても当時の新橋駅の場所はここではなく少し東側になります。

これは1909年に開業した現行の二代目新橋駅(当時は烏森駅という名称)が開業したときの柱です。昨年からこの場所に展示するようになったようです。

こんな感じで数年前の記事でも紹介しましたが日比谷口方面の広場には蒸気機関車が展示してあったり、

これも前の記事で書きましたが駅東側付近には鉄道唱歌の碑や

SLの車輪が展示してあったりします。

また、駅構内の階段上にちょっとレトロなデザインの孔雀とSLのステンドグラスがあったりします。

ところで初代の新橋駅はどこかと言うと駅から東に250mくらいの所、新橋駅前ビル1号館を超えて、国道15号(第一京浜)を渡り、汐留通りを渡った所にある

旧新橋停車場の建物が建っている辺りになります。

こちらの建物は鉄道関係の資料を集めた展示室として無料開放されています。

こちらは約20年くらい前に復元した建物で

現存しているのはこちらの階段のの最下段くらいだったりします。

なお、150年前に作られた鉄道の終着駅は横浜、現在の桜木町駅になります。昨年の桜木町に行ったとき、ホームの駅看板のデザインが150周年記念の特別デザインになってましたが左の絵はこちらの駅舎っぽいですね。(それとも横浜もほぼ同じデザインの駅舎だったのかも)

次に建物の裏に移動。こちらはホームを復元しています。

ここが旧新橋駅の出発点であり、日本の鉄道の出発点でもあるんですね。

ゼロキロ(マイル)ポストが立っています。

こちらはマイナーなスポットであるため、観光客はほとんどいませんが、資料室の錦絵などを見ると開業当時はかなり賑わっていたようです。今の東京駅みたいな感じでしょうか?

こちらテーブルと椅子があるので東京観光の穴場として、この建物を見ながらスタバかタリーズでコーヒーでも買ってきて休憩するのも良いですね。

そして、この建物のすぐ東パナソニック東京汐留ビル。昭和の人には懐かしい松下電工の本社ビルだったところで現在はオフィス以外に住宅設備のショウルームの他、パナソニック汐留美術館があったりします。

そして、その南は富士通全日空の本社が入っている汐留シティセンター

さらに一本道を挟んで東側にはミュージカル「アラジン」をやっている電通四季劇場[海]がある

カレッタ汐留です。

ということで、この辺りは住所的には東新橋ですが汐留という地名の方が使われています。実際、初代新橋駅はその後、汐留駅に名を変え、貨物ターミナルでしたが1986年まで活躍してました。その後、汐留駅という名は1995年、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ」が引き継ぎ、

さらに2002年に都営地下鉄大江戸線の駅名にも採用されました。

昭和後期には無名だった汐留という地名が平成になってから一気に有名になりましたね。その起爆剤になったのは、、、

(つづく)