今回の散歩の出発地はJR鶴見駅。
乗り入れ路線は京浜東北線と鶴見線の2路線。鶴見線は日中帯1時間に3本、しかも分岐していて三本とも終着駅が違う珍しいローカル鉄道。都会の秘境とも言われる海芝浦駅(こちらの記事参照)は分岐の終着点の一つだったりします。京浜工業エリアの工場に資財や従業員を運ぶ重要な鉄道で朝7時から8時台は1時間当たり11本走っているので地方の鉄道よりかは賑やかですね。
そして、1分ちょっと歩いたところに京急鶴見駅もあるため街としてはかなり発展していて、駅ビルCIALも結構大きかったりします。
また、ここに止まりませんが東海道線や横須賀線(貨物線)も走っているので線路は多いですね。
先ずは鶴見駅を降りて線路東側の道を北へ。小さな公園の前の壁にドアらしきもの。
鎖で施錠されていて開けることは出来ませんが覗くことができます。幼稚園くらいの鉄道好きには堪らないポイントですね。
そして到着したのは鶴見神社。以前から電車で横浜方面に向かう時見えるので存在は知っていたのですが訪問は今回が初めてです。
狛犬の土台は溶岩ですね。
なかなか立派な溶岩です。
絵馬はこの狛犬でしょうか? 何か山下達郎を思い出すヘタウマな絵馬です。
社殿はこちら。それほど大きくないですが横浜最古の神社で創建は推古天皇の時代の約1400年前だとか。ちなみによく勘違いする人多いですが鶴見駅は川崎駅の隣ですが横浜市です。川崎市ではないです。
こちらは蔵。先程の賽銭箱にもありましたが神紋は有職鶴。鶴見ですからね。
こちらは同じ敷地内にある富士山信仰の浅間神社。となると狛犬の下にある溶岩は富士山の溶岩を運んできた可能性が高いですね。
この神社以外にも敷地内にはたくさんの神社が併設されています。それにしてもこの鳥居の数、ちょっと多すぎないか。
次に線路西側の道を南へ。すると、高架線路下に石材店? ちょっとこのパターンは珍しいですね。まぁ、石材屋があるということは大きな寺があるということですが、
近くにあるのは大学?
總持寺は福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山で横浜でも一二を争う大きさの寺です。
ここ数年はコロナ禍で中止になってますが芸能人が参加する節分の豆まきでも有名な寺ですね。
鶴見駅の南西部にある山に面してお寺があります。
三門まで伸びる参道も距離がありますね。
近づくと三門がかなり大きいことが分かります。さすが横浜を代表する寺です。
ここは結構高い位置にあり、遠くには
京浜工業地帯の臨海地域に架かる鶴見つばさ橋も見えますね。
(つづく)