今週のお題「わたしの部屋」
自分の部屋というか、在宅ワークで使っている部屋は2階南向きで陽当たりが良いです。2月も後半になると朝は暖房を入れますが10:00過ぎる頃にはエアコンが停止するくらい温まって、16:00くらいまでそのままの状態をキープします。
陽当たりが良いというのはそれだけで十分価値があると思ったのは大学3年の時でした。自分の通っていた大学は2年の教養部までは静岡で3年から浜松のキャンパスに移行するのですが、ある教科の採点が遅れた影響を受け引越し先の不動産チェックに出遅れてしまいました。その結果、3カ所くらい見て決定。1階エリアが駐車場で雨に濡れずに車に乗れるというメリットでそのマンションの2階の部屋を借りることにしました。
契約時はあまり気にしていなかったのですが改めて引越しで訪問すると、別のマンションが2つ隣接していて陽当たりが悪いことに気付きました。1年生活して分かったのが冬だと全く日が当たらず、当たるのは夏の正午前後の2時間だけ。しかも天頂からの熱い直射日光でそれを避けるためにカーテンをしていたのであまり意味がありませんでした。最初は3年からは授業の量も増え、昼間、家にいる時間が減るからいいかなと思っていたのですが、布団を干してもいまいちの仕上がりで、土日は何か気が滅入るようになりました。
同じサークルで晴れることが少ない冬、曇天の下、陰鬱になることが多いという理由で北陸の大学から太平洋側のこちらの大学に入りなおした友人がいました。そのときは、そんな理由で大学を変えるのかと思っていたのですが、同じような立場になって初めて彼の気持ちを理解することができました。
結局、大学院に進級する2年後には同じマンションの4階の部屋に引っ越しました。そこは先輩の知り合いのアフリカ人留学生がいた部屋で、料理で使っていた独特なスパイスの香りがキッチンに若干残っているのが気になりましたが、それ以外は眺望も良く良好。もちろん陽当たりも抜群でした。
その後、何度か引越ししましたが部屋選びの時は必ず陽当たりを重視するようになりましたね。
今の家は自分の部屋以外も隣の寝室が陽当たりが良く、ベランダに干した布団を取り込んでそのまま昼寝をすると最高です。まだ花粉が飛んでいますが、まもなく一番良い時期を迎えますね。