四谷散歩の続き。
こちらは迎賓館の正門になります。修復・補強工事中で全体を見れなかったですが、豪華なつくりであることが分かりますね。こちらの門および右側の外柵が見れるのは2023年3月、全てが完了するのは23年12月以降だそうです。
正式には迎賓館赤坂離宮。海外からの重要な来賓を迎える日本国の迎賓館です。
この赤坂離宮は1909年(明治42年)、皇太子(のちの大正天皇)の住居(東宮御所)として建てられた。そして、戦後の1948年に皇室財産から国の財産となり、国立国会図書館などの庁舎として使われた後、1968年から迎賓館として使われるようになったそうです。
こちらの見学は予約制で本館、庭園、和風別館が見学できます。料金は全て見ると大人2,000円とちょっと高めですね。今回は本館と庭園を見てきました。
と言っても本館内は撮影禁止なので、この記事には館内写真はありません。豪華な室内に関してはこちらのホームページを見てもらうか、自分の目で確かめてきてください。
ということで、外からの写真を紹介します。
こちらは裏側になります。
2009年に国宝に指定。公式ページの解説にもありますが明治の洋風建築技術の総決算と言えるネオ・バロック様式の立派な建物です。なお、東宮御所だった当時はあまり立派過ぎて、且つ生活するには不便ということで大正天皇は皇太子時代ほとんど使うことなく、天皇即位後、離宮として使用したことから正式に赤坂離宮と改名したそうです。
確かに豪華ですね。
この建物だけ見ると日本にいることを忘れるくらいですが、
この松と並ぶとザ・日本という感じですね。
噴水も立派ですね。
噴水は4体のグリフォンが守護しています。
こちらは正面側。
欧州の宮殿と言ってもバレないかも。
よく見ると左右にある球体には鳳凰と桐紋。これを見ると日本という感じがしますね。
そして、中央の三角屋根の左右には
鎧を身に付けた武者像がいます。この建物を守護している者でしょうか。
本館の前(前庭)は広大な石畳の広場で広さは約5,100平方メートル。テニスコートが260平方メートルなので約20コート分。地価の高い赤坂で来賓を迎える地として贅沢な使い方ですね。
こちらのテラス席でキッチンカーで売っているコーヒーや軽食を楽しむことができます。庭園だけならば入園料は300円なので、気軽に欧州気分が味わえる場所としてお勧めです。有料ゆえに混雑していないというのもポイントですね。
ちなみにこちらの建物は一般人が借りることができます。
利用条件は限定されますが、設営、本番、撤収の3日間で2,300万円で本館と前庭を借りることができます。
是非、興味ある人は試してみてください。(気軽に試せる金額ではないですが)