未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

修学旅行の定番、清水寺でラストを締めくくろうとしたが(家族で修学旅行part8)

前回の家族で修学旅行part7の続き。

 

JR奈良線で京都に戻り京都駅の一つ前の駅、東福寺駅で下車。京都観光はバスが便利。三条から九条の東西に延びる道路や東山、烏丸、大宮とか南北に延びる大通りならばバスが頻繁に走っているので京都駅から乗らない方が正解というケースも多いですね。今回の最後の目的地は修学旅行のド定番である清水寺へ。ここから202番のバスに乗ります。

清水寺に行く定番コースは次の清水道のバス停から清水坂を歩く方ですが、近い方の五条坂のバス停で下車。清水寺まで伸びるこちらの坂は茶わん坂。文字通り、清水焼の陶器を売る店が多く軒を連ねています。

脇道の坂も含めて風情があります。

陶器以外に織物の小物の店なんかも。妻がここに吸い込まれていきました。

バス停から10分ほど歩くと見えました清水寺の仁王門と三重塔。

20年ぶりくらいですかね。

シックな塔も良いのですが鮮やかな朱色の三重塔もいいですね。

絵馬は今年の干支である卯(ウサギ)。何種類かデザインがあるようですね。

この先が清水の舞台。

こちらの舞台は少なくとも平安時代には存在。1000年以上前からこんな緑深い山の中によく作ったというのは本当スゴイですね。

そしてここが清水の舞台!と言ってもあまりピンときませんが、ここが舞台になります。流石に多くの人で賑わっています。ここの欄干は平安後期の藤原成通が蹴鞠をしながら一往復したという話が残っている有名な欄干。貴族とはいえヤンキーみたいな目立つことをしたかったんでしょうね。

ここから下を見るとこんな感じ。高さは13m。マンション5階の部屋からの眺めでしょうか? 江戸時代、ここから飛び降りた人は記録では234人で亡くなった人は約15%。下の木々で助かる人が多かったそうですがそれでも大けがでしょうね。もちろん現在は飛び降り禁止ですが。

こちらは重要文化財阿弥陀堂。さらに奥に進むと

舞台全体を見ることができます。

こちらですね、写真で有名な清水の舞台は。

5月の新緑の中に浮かぶ舞台。枕草子にも書かれいる清水寺。1000年以上も人気観光スポットというのは理解できますね。

こちらも人がいっぱいでした。あと、和服の人が結構いました。和服をレンタルして清水寺観光というのは最近の人気コースみたいですが、この日は5月でも結構暑かったのでちょっとツラそうでしたね。

下に降りると有名な音羽の滝

滝と言っても自然の滝ではないですが。この3本、それぞれご利益が異なり、右から延命長寿、恋愛成就、学業成就だそうです。ただし、元の水源は同じなので気分の問題でしょうが。初めてここに来た時、雨で水質が悪くなっているということで飲めず、2回目に来た時、飲むことができました。今回は行列が長く30分以上待ちそうだったのでスルーしました。また、次のお楽しみということで。

この音羽の滝付近から見上げると舞台を見ることができます。

やはり、飛び降りたくないですね。

清水参りは山のアップダウンが激しいので結構疲れます。茶屋で一息と行きたいですが結構混んでます。そこで参道に行き三年坂で一休みして、土産物でもチェックしようかと思ったが、

清水坂は激混み! 土曜日とは言え祭日でもないのにこの混雑は凄いです。

早々に諦めて脇道に入り、先ほどの茶わん坂から帰ることにしました。

(つづく)