２０１９年の妄想ブログ：
人生１００年、６５歳でもまだ２／３。しかし、大きなことに挑戦するとなると、体力、気力、財力全てを考えると、最後のチャンスかも。海外旅行もそのひとつだ。
日本で海外旅行者が急激に増加したのは、アメリカのビザ免除や円高が進行した平成元年以降。今年６５歳定年退職という人たちは、そのころは３０代前半。一部はブームに乗って、海外でブランド物を買い漁るという人もいたが、半分以上は経験なしか、行っても「旗振りツアー」のハワイ新婚旅行の１回くらいとのこと。
そんな人たちも、定年を境に一度は「旗振り」ではない海外旅行に挑戦したいと一念発起。それをサポートするサービスが昨日のテレビで紹介されていた。このサービスは初めて自力で海外旅行の行こうと思う人たちを対象に５日間のセミナーと出発前の個別サポートをするもので、始めたのは某大手旅行会社の東北支社。都市から外れた海外旅行に行きにくい地方のシニアたちをターゲットにしている。
セミナーでは、入出国審査、タクシーなどの交通機関の使い方、現地でのスリや置き引きなどの防犯注意などの良くある話から始まり、インターネットでの現地情報収集やホテルやレストランの予約、翻訳サイトなどのPCやスマホの利用方法、さらにインスタやTwitterのSNS入門や現地でのSIMカードの購入やスマホへの装着なども解説している。
出発前サポートは、前日に泊まる札幌や成田、羽田のホテルにて、旅行者個別に実施。持ち物チェックや各種手続きの直前の予習などで、個々の行き先に合わせた細かい指導が行われる。
そして、これ以降は、原則、自分（たち）で何とかするというのが、このサービスの基本である。出発後は、どんな難関も乗り切って、各個人で達成したという満足感を得て欲しいという狙いがあるそうだ。（とはいうものの、メールや電話のサポートは受け付けているそうだが。）
サービス料としては１組（２名）で６～８万円。自社の旅行会社以外のツアーでもOKとのこと。セミナーは各地のイオンなどのショッピングセンターで行われているとか。まだ、サービス開始から半年くらいだが、ぼちぼち利用者が増えているとのこと。ちなみに、シルバー以外の利用者も３割ほどいるとか。以外と普通にニーズがあったのかも。
