2020年の妄想ブログ:
Googleカレンダーなどのスケジュール管理サービスに、仕事以外にの保育園お迎えなどのプライベートの家事タスクが書き込まれるのが、珍しくなくなった最近。子供の迎えに行くために定時に帰るだけで、恐縮していた数年前に比べたら、大進歩ですね。
家事分担での父親の仕事として、以前はゴミ出し、保育園の迎え、クリーニングの受け取りという簡単な作業くらいだったが、買い物、夕食の仕度、洗濯等と、任される仕事がだいぶ増えてきた。
お互い得意分野が、はっきり分かれている夫婦ならば、分担もきっちり分かれる事もあるが、多くの夫婦は仕事の忙しさなどに応じて、日々分担が異なることがある。保育園の迎えはすっぽかしたら、大変なことになるので、その分担はお互いきっちりケアするが、クリーニングの受け取りぐらいだと忘れてて、言った言わないで、ちっちゃな言い争いが起きるのは良くあることだ。
しかし、そんな問題を解決するスマホアプリが最近、ニュースで紹介されていた。
準備としては2つ。先ず、保育園の迎え、夕食の仕度など家事項目を登録。次に決まった分担ルールがある場合、例えば月、金はお父さん、残りはお母さんが保育園の迎えに行くなどのルールがあれば、それを登録するだけでOK。
後は、毎日このアプリを見れば、どの業務がどちらの担当かを確認できるというわけだ。ここで、ルールが決まっていない項目は、随時前日までにお互い話し合って担当を設定すれば良いのだが、もし、この設定を忘れてもランダムに、お父さん、お母さんのどちらかが自動で設定されるのだ。だから、仮にすっぽかした場合でも、少なくとも言った、言わないの論争にはならないような仕組みになっている。ある意味、優れものだ。
また、LINEで同アプリのBOTを夫婦の会話に引き込めば、LINEの会話をAIが解析し、自動的に担当を設定、変更もしてくれるのだ。もちろん、「買い物言ってくれる?」「いいよ」というのような合意が取れた場合のみで、返事が「無理!」とか、何も返事が無い場合は合意してないと適切に判断するそうだ。
なお、現時点では未対応だが、今後、お父さん、お母さんの両者がどうしても対応できない場合、このアプリ上から代行業者に依頼することもできるようになるとか。これで2人とも忙しいときの小競り合いも解消すると、サービス側では言っているが、でも、その業者に頼むときの値段を見たとき、やっぱり小競り合いが発生するかも。