未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)youtuberナレーション代行

2019年の妄想ブログ:

今や職業としても認められたyoutuber。お笑い、歌、演奏、ダンスから、料理、手芸、メイク、筋トレのレクチャー、ゲームの実況、製品紹介、やってみた系、さらにお堅いニュースや時事問題の解説と様々なジャンル、様々な様式の動画が投稿されている。あるサイトによると全世界で毎分100時間投稿されているとか。仮に日本は世界の3%として、1動画平均5分で計算すると、1日50万件も投稿されていることになる。

スマホ1台で始められ、トップクラスなら億単位で稼げるため、夢のある職業だが、1日50万件の競合と戦うことを考えると、youtuberとして生計を立てるどころか、月1万円の小遣い稼ぎだとしても、なかなか難しいことがわかる。

一方、ここ10年で職業として人気が上昇した声優。しかし、基本、活躍できる場がアニメ、ゲーム、ラジオドラマくらいに限定されている(売れれば、歌やミュージカルとかあるが)ので、これも狭き門。数年前の情報だが、声優だけで食べていける人が300人に対し、目指している人は30万人もいるとか。

そんな状況を見て、声優のタマゴたちを救ってあげようとして立ち上がったのが、youtube動画のナレーションを声優が代行するサービスだ。仕組みとしては、代行を依頼したいyoutuberは同サービスサイトに依頼者メンバーとして登録し、youtubeの自分のチャンネルを提示。また、同サイトに声優として登録したメンバーは1分くらいのPR音声を公開。そして、それぞれが依頼したい、代行したいというリクエストを出し合って、マッチしたら契約するというものだ。

料金は動画時間によるが基本料金は100円から500円とめちゃくちゃ安い。しかし、それ以外にインセンティブということで動画再生の広告収入の10%から20%がもらえるという仕組みだ(割合は契約時に交渉して決める)。この基本料金の安さが依頼する側のyoutuberの、この夢のあるインセンティブが依頼を受ける側の声優の人気を集めているようだ。

一部、たかがナレーションで人気が変わるかという批評もあるようだが、改めて考えてみると、自分がyoutubeでチャンネル登録している動画を改めて確認すると、確かにみんな素人でもナレーションはうまいかも。個人的にはこれから、どんどん伸びるほうに一票。