未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)捨て案レコメンド

2020年の妄想ブログ:

ちょっと調べたものをした後、ネットサーフィンしていると、
その製品とその製品に関連する広告ばかりが表示されて、うんざりしませんか?

そこで最近、流行りだしたのが「捨て案レコメンド」だ。

「捨て案」とは、お客様や経営層に商品や事業改善の提案プレゼンをするときに、
自分が一番推奨する案を引き立てるために出す比較用の「案」のことです。

推奨案をひとつだけ出した場合、プレゼンを見る側は、
本当にそれがベスト? ほかに良い案があるんじゃないの? ちゃんと検討した?
と勘ぐってしまいます。

そこで、比較として別の内容が劣る案を見せることで、
メリットがより明確になって、単独で見た時より推奨案が良く見えるようになります。
また、この後、プレゼンされる側は、この提案の承諾判断を迫られることが多いですすが、
この推奨案を選べば他の劣化案よりマシな結果になるだろうと、安心感を与えることができます。

ということで、プレゼンのテクニックとして、自分はよくお世話になっているのですが、
このテクニックがWEBのレコメンド広告にも進出してきたようです。

具体的には、
自分がチェックしたモノよりグレードの低い商品の広告を、ネガティブな評価コメントと一緒に表示したり、
あるいは、
その商品の価格を安く見せようと2ランク上の値段の高い商品の広告を表示したりするそうです。

その他、全く関係のない商品を表示しつづけてから、チェックした商品を出すことで、
その商品を際立たせるという方法もあるそうです。

この捨て案レコメンド、現段階では効果のほうは不明ですが、今後、増えていくのではと、
業界のほうは予想しているそうです。

なお、意識して広告を見ないと、このようなテクニックが使われていることはわからないが、
今までも、こっそりといろんな実験がされていたのかも。。。