小学校低学年のころ、100円までは自分の自由にできる範囲ですが、1万円は金持ちの領域でした。
中学になって、1万円は手の届く範囲で、100万円あればかなり贅沢できる夢の大金でした。
40代になると百万円は大金であることは変わらないが現実的な大金であり、
仮に一億円であっても、何が買えるか、何ができるか、リアルにイメージできる領域の金額になりました。
しかし、100億円、1兆円となると、全然実感のわかない大金となります。
もし、今、仮に100億円渡されて、自由に使っていいよと言われても、かなり苦労しそうです。
100億円の感覚は、あと何年今の仕事をしても、身につきそうにない感覚ですね。きっと。
最近、このお金の感覚に似ていると思ったのが、人数の感覚かなと感じています。
10人規模の人数ならば、スポーツのチームレベル。
学校の美術実習室の掃除を30分で完了できるかなという感じ。
1000人規模の人数ならば、学校の全生徒のレベル。
校庭、グラウンドのゴミ拾いや草取りが、15分で完了できるかなという感じ。
それ以上となると、実感するのが、なかなか難しいですね。
例えば、関ケ原の戦いならば、両軍合わせて17万人くらいとか。
中国の長平の戦いだと100万人を超えるとか。
このあたりは、全然想像がつきませんね。
しかし、日本の現人口は1億2千7百万人、世界ならば70億人で、さらにもっと上。
この数字を見ると、ジャンルに関わらず、日本一、世界一を目指すということは
全然想像がつきませんね。。。
スポーツの場合、もちろん、競技人口は競技によって大きく異なりますが、
国際大会で金メダルを取る人は、今さらですが、本当、奇跡のような偉業を成し遂げているんですね。
つい、テレビでお茶目な振る舞いをしていると、金メダリストって大したことないのかなと勘違い
してしまいますが。。。