(前回の記事「人数の感覚」のつづき)
世界一、日本一になることは、当然、難しいことはわかっている。
一方、オリンピックメダリストがテレビに出て、
失敗談を話したり、クイズで面白い回答をしたりすると、
とても身近に感じるようになる。
そして、自分もスポーツでは無理だけど、何かしらの分野で、
世界や日本で活躍できるように思えてくるのかも。
あの有名な「世界に一つだけの花」の歌詞の中では、「No.1」じゃなくても良い、
「オンリーワン」なのだからと言っている。
しかし、オンリーワンの素質があるのにNo.1ではないのは、
周りで自分を生かす人がいないから、クスぶっているだけだと曲解する人もいるとか。
ライバルが10人、100人のレベルならば実感できるかもしれないが、
1万人、10万人となると、かえってその規模感を実感できないから、
無意識に、この事実は見なかったことにしているのかも。
ちなみに年収1000万円を超えている人は2017年の調査で4.49%、22人に1人だそうだ。
現実的には、このあたりならば狙えそうという感じですが、
これでも、小学校の1クラスに2人いるかどうかという割合。
けっこう、大変な数字ですね。
。。。ということを考えたのは、4月の本屋でビジネス啓発本がたくさん並んだのを見たためだろう。