未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

音を感じる

視覚と聴覚を比較すると、情報量としては視覚のほうが断然優勢であるが、
カバーレンジでは聴覚のほうに軍配が上がるだろう。

視覚は前方しか捉えられず、壁があったりすれば、その先を見ることはできないが、
聴覚は後方からの音も、壁の向こうからの音もキャッチができる

逆の見方をすると、聴覚障害者は後方からの接近や、壁の向こうの変化を感じるのが難しい
ということですね。

最近、こんな記事がありました。

富士通、音を体で感じる新端末=ろう者と開発、イベント活用も(時事ドットコム)

現段階では、音楽を視覚や触覚で感じて、楽しむ装置として展開していくが、
今後は赤ん坊の泣き声を検出して、聴覚障害を持つ母親に伝える装置にチャレンジしたいとか。

確かにAIの発達により、音の高低、強弱、リズムを光や振動で伝えるという単純な装置ではなく、
「何の音」なのかを検知して、その結果を伝える装置の実現性が大幅にアップしましたね。

なお、この頭に付けた装置を見たとき、エヴァンゲリオンジョジョを思い出しました。
それにしても、試作とは言え、もう少しデザインを改善して欲しいですね。

ブローノ・ブチャラティ

ジョジョの奇妙な冒険 コミック53巻 表紙 (集英社