(ちょっとITの小難しい話)
アルプスアルパインとフリービット、CASEやMaaSの事業領域で包括的提携
この記事の中で、ブロックチェーンを利用した自動車向け「デジタルキー」というのが紹介されていた。
この「デジタルキー」はスマホがクルマのカギとなる仕組みで、レンタカーやカーシェアで物理的なカギのやり取りがいらないというメリットがある。一方、専用のサーバーを継続運用する必要があり、クルマが廃車になるまで必要なので、もしかしたら20年、30年運用することを求められる可能性がある。しかし、サーバーのハード寿命はせいぜい7、8年で、新しいサーバーに置き換える保守作業も必要で、なかなかコストのかかる話である。
こんな問題に対し、ブロックチェーンを利用すれば、記事内の文章を借りると、「インターネット上に仮想的に展開される分散型台帳の上に置くので」、専用サーバが不要ということだ。これは画期的です!(IT関連以外の人、意味がわからなくて、すみません)
また、この記事内で、トヨタ自動車社長 豊田章男氏の「生きるか、死ぬか 100年に一度の戦い」という言葉が紹介されていた。確かにクルマの世界では自動運転や所有よりシェアとか大きな変革時期で、トヨタはソフトバンクと、アルパイン(アルプスアルパイン)もフリービットと、通信やIT系の企業と組んで、この100年に一度の戦いに挑んでいるというわけだ。