2021年の妄想ブログ:
ビジネスマンにとって、会議の資料作りは大変ですが、令和の時代になり少しずつ変わってきたようです。
資料作りの効率化対策のひとつに、プレゼン資料ファイルのテンプレートを使う方法がありますが、テンプレートつくりは手間がかかるし、自分の目的にぴったり合うものがなかったりして、結局、ほぼゼロベースから作ることも良くあります。
そんな課題に対し、つい最近始まったのが、今まで作成したマイクロソフトのパワーポイントで作成したプレゼン資料のファイルを学習させ、同資料のテンプレートを自動生成するサービスだそうです。
そのサービスでは学習時に、資料ファイルごとに下記パラメータを設定。
報告分類:製品案内、製品企画、売り上げ報告、問題報告など
プレゼン対象メンバー分類:新規取引先、既存取引先、社内役員、社内時部門など
主目的分類:情報共有、決議、謝罪など
利用時は、上記パラメータを指定すると、学習によって生成された2~3種類のテンプレートからファイルを選択、ダウンロードでき、さらに最近作られたそのテンプレートに近いプレゼン資料を参照することができるそうだ。
また、全社の資料を学習したパターン、グループの資料を学習したパターン、自分個人の資料だけを学習したパターンといくつか選べるようだ。もちろん、自分個人以外、自グループ以外のパターンも選択できるそうだ。
さらにそれだけでなく、パラメータの項目や選択肢も、その会社、グループ、個人の業務内容に合わせオリジナルで追加、削除ができるそうだ。
それで、このサービスの評価ですが、良い、悪いの意見が大きく割れているようです。どうやら、学習させる元のファイルに大きく左右されるようで、もともと資料の作り方にある程度一貫性がないと、良い結果が得られないようです。(当然といえば当然ですが)
ある意味、その会社の資料作りのスキルレベルが明確になるサービスなのかもしれませんね。