2022年の妄想ブログ:
今、ニッチだが、外国人向けの廃墟ツアーが盛り上がっているそうだ。
廃墟の代表と言えば「軍艦島」ですね。
世界遺産登録されたこともあり外国人訪問者が増えたが、これをきっかけに日本の廃墟にはまった外国人向けに英語や中国語のガイドが付くツアーが企画されるようになったそうだ。
廃墟はどこか死を連想させ怖くもあるがどこか懐かしい。文化や生活習慣は違うがノスタルジーを感じることできる。そんなところが受けているようですね。
メジャーな旅行会社では、安全に行ける場所として、秋田県の尾去沢鉱山、新潟県佐渡島の北沢浮遊選鉱場など鉱山跡の見学ツアーが用意されているが東京に近いということで一番人気なのは神奈川県横須賀の無人島「猿島」だ。
羽田空港から京浜急行で横須賀中央駅まで行って、船に乗り換えれば到着という気軽さだけでなく、コスプレの撮影場所にも使えるということで人気急上昇のようだ。
一方、地方自治体と組んで盛り上がっているのが「廃校ツアー」だ。役所の人が安全性は確認するが、荒れたままの状態をキープして、一般人向けに予約制で公開しているのだ。これは詳しくは知らないが何かのアニメの影響らしく、中には区役所側で制服のレンタルを用意しているところもあるそうだ。また、宿直室に泊まれるツアーもあるそうです。これは外国人でなくても普通に面白そうですね。
なお、ホテル、病院、遊園地の無断侵入だが人気のある廃墟を紹介する英語サイトもビューを伸ばしているとか。見てみると、昔懐かしのGIFバナー以外の演出はないHTMLベタ書きのサイト。ある意味、ノスタルジーを感じますね。
(Picture By Pixabay)