横須賀ヴェルニー公園散歩の続き。
ショッピングモールCoaskaからヴェルニー公園を眺めると、イギリスの空母クイーン・エリザベスを一目見ようと多くの人が公園に来てました。
こちらはフランス式庭園でバラの季節5、6月がお勧めだそうです。
こちらは2021年5月にオープンしたばかりのよこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸、横須賀製鉄所の歴史を紹介する無料(ムービーは有料)の博物館です。このときは残念ながら休館でした。
こちらは正岡子規の句碑「横須賀や 只帆檣の 冬木立」 子規が20代前半のころ、夏季休暇に友人とともに鎌倉、横須賀に遊びに来た時の句だそうです。
こちらは幕末の混乱期に外国奉行や勘定奉行などの要職に就いた小栗上野介忠順。ヴェルニーと共にこの横須賀の港を発展させた立役者の一人ということで同じく銅像になっています。
こちらは公園内の海に突き出たデッキ。ここから停泊している海上自衛隊の船がよく見えます。
この対岸、現在の海上自衛隊基地が横須賀製鉄所(造船所)の跡になります。この説明によると最新の機械導入だけでなく、日曜休日制、メートル法、健康診断など新しい仕組みや考え方なども導入され、正に日本の産業近代化に大いに貢献したそうです。
ここから潜水艦をかなり近くに見ることができます。
これらは逸見波止場衛門跡。
こちらは戦艦陸奥の主砲。
そして、最後はヴェルニー記念館です。こちらには国指定重要文化財スチームハンマー(Wikipediaによると蒸気機関を動力源として、重量ある金属のハンマーを上下させて、鍛造・圧延を行う金属加工機械)が展示してあるそうです。やはり、このときはここも旧館でした。
ここがヴェルニー公園の西の端になりますが、この目の前にあるのはJR横須賀線の横須賀駅です。それにしても昔の造船所には近いのですが現在の繁華街(京急の横須賀中央駅付近)からかなり離れています。知らない人が来たら騙された気分になるかも。
駅入り口には横須賀海軍カレーのマスコット「スカレー」くんです。名前の由来は横須賀の略称?「スカ」と「カレー」を合わせたものですが「酢カレー」な感じがあり、なんとも言えないですね。
駅のホームからもかなり近くに自衛隊の船が見えます。
速射砲もはっきりと確認できます。銃器が見えると改めて兵器だと実感します。駅ホームからこんな景色が見えるのは横須賀駅と長崎の佐世保駅くらいでしょうか。本当、演習以外にこれが使われることがないことを祈るばかりですね。