横須賀散歩の続き。
按針塚駅から電車に乗り、二駅隣の汐入駅で下車。
ここは一昨年訪問してますが、今回はその時は雨が降って訪問できなかったヴェルニー公園に行ってみました。
先ずは前回同様、駅前のショッピングモールCoaskaのフードコートで昼食。
壁にはアメリカ海軍の楯? エンブレムでしょうか。前回来た時は無かったのですが。
海上自衛隊のカレンダーも貼ってあります。
こちらは艦船および搭載機のイラストもあります。
マニア向けですね。
前回のブログ記事でも紹介しましたが一見普通の港の風景ですが、よく見ると
海上自衛隊の自衛艦です。(憲法第九条の関係で軍艦というのは微妙だそうで)
今回も潜水艦がいました。
クイーン・エリザベスの寄港を歓迎するためか、前回来た時より船の数が多いです。
こちらは遊覧船です。最近は新型コロナ感染対策で運休になっていることがよくありますが、今回はクイーン・エリザベス寄港のための警戒で運休でなっていたのかも。
確かにこれで湾岸を巡ればかなり近くでクイーン・エリザベスを見ることができたのですが。しかし、機密の問題もあるが感染予防の点でもNGのほうが良いかも。
では、ヴェルニー公園へ。
この銅像がこちらの公園名の由来でもあるフランス人技術者レオンス・ヴェルニー。横須賀海軍工廠や横須賀海軍施設ドックを造った、つまり日本の近代的な港や造船の礎を作った大偉人だそうです。
そして、この公園には旧日本海軍の軍艦の慰霊碑がいくつか設置されている。
こちらは軍艦長門の碑。個人的には詳しく知らないが「艦これ」のカードでもNo.001となるくらい有名な戦艦。この艦は太平洋戦争時、横須賀停泊中に攻撃を受け中破。戦争終結後も太平洋ビキニ環礁にて核実験のターゲット船として利用されるという、なんとも惨い(むごい)な最後でした。
こちらは軍艦山城の碑。レイテ沖海戦で最期を迎えます。このとき、他の艦の乗員も含め戦死者は4,000名以上だったとか。
こちらは軍艦沖島(おきのしま)の碑。
この周りには野良猫がのんびりと毛づくろい。
50を過ぎたオッサンも戦艦を見るとテンションが上がりますが、冷静に殺傷のための道具と考えると複雑です。ここから見た船や潜水艦が本来の目的のために使われず一生を終えることを祈るばかりですね。
(つづく)