未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

関内駅こそ横浜の中心?

今回の散歩は前回の続きで横浜のJR関内駅が出発地点です。

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この関内駅ですが横浜DeNAベイスターズの本拠地「横浜スタジアム」の最寄り駅になります。

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駅のホームから改札に向かう階段も青一色。

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駅舎の看板も青。さらに上には

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ベイスターズの巨大ヘルメット。

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横浜スタジアム関内駅南口の交差点の反対側、目の前にあります。

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マンホールもベイスターズ。横浜以外のエリアではあまりファンはいないかもしれませんが、ベイスターズファンにとってはテンションがあがる場所ですね。

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ところで、横浜の中心と言うと横浜駅というイメージがあります。横浜駅JR東海道線横須賀線東急東横線相鉄線など多くの鉄道が交わる巨大ターミナル駅であることに加え、タカシマヤとそごうの巨大百貨店にポルタ、ジョイナスなどの巨大地下街など商業的な中心地になります。また、桜木町駅もみなとみらいの玄関口として観光的な中心地と言えそうです。

そして、ここ関内駅は県庁を始めとする神奈川県や横浜市の官公庁や海運、貿易関連の会社が集まっているエリアの玄関口でもあり、政治、ビジネスにおける中心駅ですね。

もちろん、横浜みなとみらい線ができてからは日本大通り駅が一番最寄りになるかもしれませんが、市営地下鉄ブルーラインも含めた関内駅の乗降客のほうが多いので現在でもそう言っても差し支えないかと思います。

そして、この横浜は京都や東京(江戸)に比べたら160年弱と歴史は浅い都市ですが、昔からの中心地はこのあたりで、正に横浜オブ横浜なのかのと勝手に思っています。

こちらの歩道に埋め込まれたタイルの絵には文明開化の中心である港町横浜が表現されていますね。

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北口そばにはCERTE(セルテ)という小さなショッピングモールがあります。

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そしてこの北口そばを北東方面から南西方面に向かい鎌倉街道が走っていますが、その一本北側に馬車道があります。ここには吉田橋関門跡があります。こちらの関門は江戸時代末期の1859年(安政6年)に東海道から外国人居留地へ入るときのチェックゲートだったそうだ。このとき、居留地側を「関内」と呼んでいて、ここの地名の由来になったそうだ。

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吉田橋は元々木造の橋だったが、馬車が多く通り耐久性に不安だということで1869年(明治2年)、灯台技師のブラントンによって鉄製の無橋脚トラス橋に架け替えたそうです。鉄(かね)の橋ということで当時の絵師に人気があったそうで横浜鉄橋絵図などの橋を描いた作品が残っているそうです。現代で言えばレインボーブリッジのような観光スポットだったかもしれませんね。

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こちらはブラントンの記念碑です。

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また、ここの下にはマリナードと呼ばれる小さな地下街があります。

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こじんまりしていますね。

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そして、この南西側には伊勢佐木町があります。

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(つづく)