2025年の妄想ブログ:
以前の記事で話題にした養子制度の見直し法案が先日可決したそうだ。
見直されたポイントとしては大きく2つ。
1つ目は、育ての親になる条件だ。
以前の民法であった「配偶者がいること」の条件が緩和されたのだ。
また、民法では規定されていなが、育ての親として、ふさわしい人物であるかという審査も昭和時代に作られたような理想の家族像をベースにした基準は撤廃するようにと指示されているらしい。
これにより、シングルファーザー、シングルマザーだけでなく、さらに男性同士、女性同士のカップルでも、育ての親になることができるようになったのだ。
一方、経済的な余裕に対する審査は厳しくするよう指示されているようだ。
また、DVはないか、補助金の不正使用はないか等の定期的なチェックは、以前より厳しく行われるようになったそうだ。
2つ目は、各種支援の充実で、以下のような対策が行われた。
・親になるための教育、研修、調査の費用補助
・保育園の申し込みの特別対応
・育児休暇の利用条件の拡大
保育園や育児休暇に関しては、実子同様、子供の年齢で判断していたため、ある程度大きくなってから養子となったときに不利になる問題に対応したようだ。
なお、この制度見直しにより、養子縁組を解説する本がヒットし、制度そのもの認知度が上ががったという副産物もあったようだ。
これをきっかけに「養子」に対するイメージがさらに良くなるといいですね。