先週のニュースで久しぶりに「ツクモ」の名前を見た。
個人的にはツクモと言えば、"TSUKUMO"よりも「九十九」ですね。
1983年から84年のころ、パソコンに全然興味を持っていなかった父親の指示で買ったマージャンソフト。それが「九十九電機」が発売していた「ウルトラ四人麻雀」です。
当時、九十九電機は秋葉原でパソコンや電子部品を販売だけでなく、アプリを開発して、ツクモオリジナルのブランドで発売していました。
THE B-TYPE UNION.さんのホームページに紹介記事がありました。
もちろん記憶媒体はカセットテープで、パッケージが懐かしいですね。
こちらの画面だと白黒ですけど、モニター代わりに普通のテレビを使うと「色にじみ」が発生して牌が緑に見えるのが特徴でした。(画像はPC-6001 WORLDさんのサイトのものです)
父親のプレイを見てルールを覚え、高校受験の気分転換に良く遊んでいました。
このころ、ファミコンでも任天堂から麻雀ゲームが出てましたが二人麻雀で、強さはこの九十九さんのソフトのほうが上だったと思います。(個人的感想)
今になって考えてみると、捨て牌を見て、他のプレーヤーが持っている牌や山に残っている牌を予想し、作戦を組み立てるトレーニングは、プログラミングスキル向上に役に立ったと思います。
デバッグにおける、エラーコードや今把握しているソースから「事実」部分を明確にし、それらから推測される把握していない部分のコーディングや設計のミスを「予想」し、プログラムソースや設計書をどこからチェックしていくかを計画する作業に似てるので。(若干こじつけですが)
それにしても、九十九電機という会社そのものは2009年には消滅していますが、さらに縮小してく方向でしょうか。
昭和の栄華を知っている世代にとっては少し寂しいですね。
2019年GWの秋葉原の路地。今となっては懐かしい光景なのかも。