先月、こんなニュースがあった。
企業内起業というとリクルートやサイバーエージェントが有名だ。
「すべての会社員は社内起業家として覚醒できる」「最初のアイデアはノリでいい」大企業で新規事業を創るには | Business Insider Japan
「なぜ、リクルートは新規事業を生み出し続けられるのか?」名物コンテストNewRING byRMP、今年も始動。|リクルートマーケティングパートナーズ
スタートアップ界の挑戦者であり続けよ。サイバーエージェントのDNAを受け継ぐ10名の起業家たち(前編) | FastGrow
スタートアップ業界に君臨する“サイバーエージェント・マフィア"──最強の企業を生み出す10名の起業家たち(後編) | FastGrow
キャノンも先進的なことに取り組んでいる点で有名だが、やはり日本の「メーカー」が取り組むようになったのは大きな進歩ですね。
しかも、若手という点を強調していることから、既得権益を守ろうとする先輩たちに縛られない、既成概念を壊す、自由な発想を求める本気度を感じますね。(口では昔から言ってましたが。。。)
また、リコーも企業内起業に関するプログラムのニュース記事がありましたが、こちらは社外のスタートアップも対象のようです。
当たり前ですが、新しい時代、分野を創り出すような製品やサービスを見つけ出すことは至難の業。GAFAのような資金力があればある程度、将来性が見えたところで買収することが可能だが、日本の企業ではトヨタ、ソフトバンクの資金力でも厳しいですね。
これに対し、将来性の見極めの難度は上がるものの、国内とは言え、日本の優秀な学生たちが集まっている大企業であれば企業内起業でも勝算は大きいと思います。
また、こちらの記事のH.I.F.(旧H.I.S. Impact Finance) 代表取締役の東小薗光輝氏のコメントのように、企業内起業のメリットは「資金」、「販売網」、「信用」。
特に「信用」は大企業信仰の強い日本では非常に大きな要素なので、アフターコロナの時代、企業内起業は益々注目されると思います。(あくまでも個人的な見解ですが。)
本当、こんな時代なのですが、ある意味、千載一遇のチャンスなので日本の各大企業さん、是非がんばってほしいですね。