未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)オンライン管理職スキル資格

2023年の妄想ブログ:

 

2020年の新型コロナウイルスの流行は生活様式だけでなく、仕事のやり方についても大きな影響を与えた。

 

日本でも、デスクに向かって座っている時間ではなく、成果物で業務評価されるのがやっと当たり前になったきた。

指導者は声の大きさではなく、伝える言葉が重要になってきた、

皆一律にスキルアップしてチーム力を向上させることよりも、それぞれの意思や個性に合わせた成長を促し、総合的なチーム力向上を目指すようになってきた。

 

しかし、会社自身の進退に直結するトップはともかく、多くの中間管理職がそんな変化についてきているか?という話題がここ何年か盛り上がっていた。

そんな中、今年注目されているのがオンライン管理職スキル資格だ。

簡単に説明すると、各種オンラインツール(メールやZoom、Slack、MicrosoftのTeamsなど)を使って、管理職としての下記業務を適切に行うための最低限の知識とスキルを持っていることを証明する資格で、

  

 ・目標提示、タスク指示、業務相談

 ・仕事の進捗および成果物チェック

 ・部下の健康状態確認

 ・ネットワークトラブル対応

 

試験の形式は、午前が論述のペーパー試験(もちろんWeb上で)、午後がオンラインツールを使った実践試験から構成されるそうだ。

 

具体的には下記のような問題が出題されているそうだ。

 

問1)2時間後のお客様との打ち合わせで使う資料の参考データに不備があることを発見。この資料を作成した在宅ワーク中の部下に対し、どのようなツールを使って、不備がある点を使って、修正方法を相談、指示していくかを説明せよ。

→2時間という時間制限内に、確実に部下に連絡をつけて、確実に修正方法を伝えるために電話、テキストチャット、WEB会議などの有効な使い方を説明するのがここでのキーとなります。

 

問2)以下のようなメールテキストで作業指示をした場合、認識の齟齬で発生が予想される問題について、原因を踏まえて解説せよ。

5W1H、プロセス、完成度などの記載漏れにより、どのような問題が生じるかを説明させる問題です。

 

問3)自宅でWiFiを使って会社のPCと接続し、リモートデスクトップ上で仕事をしていている途中、急に操作不能になり、その状態が10秒以上継続した場合、どのような手順で原因を解明して、解決するか論述せよ。

→こちらは管理職というより、リモートワークに関する知識に関する問題。

 

それなりの難易度ですが、この資格は基本落とすためのものではなく、しっかり勉強してもらうのが目的のため、バリエーションは少なく、事前に模試やトレーニングを十分に行っていれば結構受かるそうです。もちろん、管理職としてのビジネス知識、読解力、作文力を持っている前提ですが。

 

また、本試験申し込み時に使用ツールや接続方法を選択するようになっていて、その選択により出題内容が調整されるようになっているそうです。勤め先の企業によって、このあたりの事情は大きく異なるが、このように考慮されているので、これは知らなかったという言い訳はできないようです。

 

もちろん、管理職への昇進条件はこの資格とは別に各企業や役職ごとに設定されていると思いますが、この資格はいわば管理職における「読み書きそろばん」を見つけていることを証明するものになります。

 

なお、ある有名企業では既存の全管理職に対し1年以内にこの資格を取得しろと命令が出て、それを受け、その本社近所で行われている「オフライン」の資格教育教室が大盛況だそうです。「オフライン」という点でちょっと大丈夫かなと、他人事ながら心配ですね。

 

今週のお題「お気に入りのTシャツ」

今の会社は夏以外はスーツ必須ですが、前の会社は服装にうるさくなく、TシャツでもOKでしたね。もちろん、管理職も含めて。

その中で、Uni〇yとかIT関連の各サービスの提供企業が行うセミナーやイベントで無料で配られたTシャツを着ている人がたまにいましたが、聞いてみると信者でないことが多いですね。お気に入りじゃないんかいって、ツッコミ入れたくなります。

 

 

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(Picture By Pixabay)