今週のお題「マイベスト家電」
最近のイチオシ家電はこれです。
憧れの高級家電バルミューダ製。コーヒーメーカーは安いモノならば2,000円もあれば買えますがこちらは定価60,000円の超高額商品。
実は自分では購入しておらず会社のオフィスに設置してあるのもで、バルミューダから転職、数か月前に入社した同僚の私物だったりします。
先ず、目を惹くのはこのデザイン。マンションの広告に出てくるような洒落たキッチンにも負けない高級感を持ちつつも、存在を主張しないフォルムと材質。所有しているだけでちょっと自慢したくなるようなデザインです。
しかし、それよりも素晴らしいのは主役であるコーヒーを淹れる機能。
例えば自分で良い豆だから気合を入れて淹れようと思う時は、カップ(容器)を温め、少しだけ湯を注ぎ30秒間待って「蒸らす」というの作業をやっていますが、これをこの機械がやってくれます。
そしてドリップも自分で淹れるとき空気が含まれるように少しずつ注ぎますが、それと同じ作業もこの機械でやってくれます。安いコーヒーメーカーだとお湯が中心付近の一カ所に注がれ、周りの粉がほとんど使われない状態になりますが、0.2mlずつの湯を広範囲でドリップすることで正にハンドドリップの動きを実現しています。
最後にこの機械はクリアな後味に仕上げるため別のルートで素のお湯だけ注入されます。こちらは同僚に解説してもらったのですが最後の方のドリップはえぐみというか雑味が多くなるらしく、それが出る前にドリップを止めて、お湯で仕上げるようにしているそうです。そう言えば粉が少ないのにたくさんの量を抽出すると嫌な苦味があるなと思っていましたが、こんな性質があったんですね。一般的なコーヒーメーカーはユーザーが入れた水を全て使い切りますが、こちらは1~3のボタンで杯数を選択し、水量をコントロールする方式になっています。水を使い切らない、お湯を別ルートで直接入れるというのは既存のコーヒーメーカーの延長線上では絶対思いつかない思い切った発想の転換ですね。
なお、詳しく知りたい人はこちらをご覧になってください。
このコーヒーの味以外にも面白いのはポタッポタッという音。これはドリップのときの音ではなく電子的に再生している人工音。単なる演出なのですがこれがいい感じ。癒し効果が高いですね。
素材が高級なだけでなく、ここまで細かい所まで作り込んであるので6万円は納得いきますね。
リモートワークでは月2回くらいしか出社しませんが、これで淹れた一杯が片道1時間半の出勤の疲れを癒してくれますね。それにしてもこの天気での出社はキツイ。
(お知らせ)
今まで週4ペースでブログ更新してましたが、少し仕事がきついので週2から3ペースにしたいと思います。頻度は落ちますがこれからもよろしくお願いいたします。