未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)リザーブド・サード・プレイス

2024年の妄想ブログ:

 

自分の家の「第一の場」、会社の「第二の場」としたとき、そのどちらでもない居心地の良い場所を「第三の場」、サードプレイスと呼ぶそうです。例としてよく挙げられるのがスターバックスコーヒー。ちょうど良い硬さのソファーに少し暗めの照明、静かな雑音と心地よく過ごすための設備、演出が揃っています。最近は店舗数も増え、駅やショッピングモールなど場所によって異なりますが、それぞれのニーズに合わせた演出がされてます。スタバ以外にもタリーズエクセルシオールなどのチェーンも居住性に力を入れた店舗を展開していますね。

 

スタバだと本日のコーヒーショートで350円(2022年時点、税込み)と260円だった頃を知っているオジサンとしてはだいぶ値上がりしたイメージはあるが、それでもちょっとした癒し空間も提供していると思うと安い。しかし、その安さゆえにコーヒー一杯で粘っている人がいて、いつも満席という不満がありました。

 

すると、最近某カフェチェーンのいくつかの人気店舗で最初のオーダーで1時間まで、それ以降は1時間ごと150円か追加オーダーという料金体制を始めたそうです。

 

この仕組み前からあっても良いのではと思っていたが、着席の時間管理するとなると余計に人員が必要となり、また店の方針と逆行する落ち着かない場になるということが二の足を踏んでいました。

 

これを可能にしたのはテーブルの上に置かれた小さな置物。一見、洒落た小物風ですが、こちらの装置で着席した人をおそらくカメラによる物体認識で識別して、滞在時間を計測しているようです。そして、終了時刻の5分前になると、こちらの装置の小さな液晶に継続利用をするかどうかを尋ねるメッセージが表示され、同時に専用アプリを利用している人にはスマホへメッセージが送られます。

 

継続利用手続きに関しては基本、専用アプリで行い、何も行われなかった場合、店員が直接尋ねるルールとなっているようです。また、利用時間に関してはこのアプリで事前に予約することもでき、最初から数時間利用したい人は予めリザーブしているようです。これならば毎時手続きするような煩わしさもないようです。また、追加料金に関してはアプリの方から決算できるのでわざわざレジに行かなくて済むのも良い点ですね。

 

また、滞在終了時刻を過ぎても居座っている場合、テーブルのデバイスから店員の持っているスマホに通知が飛ぶようになっているので、店員の作業量も最小限に抑えられるようになっています。なお、同時にそのデバイスの液晶点滅しますが、その演出が結構派手で目立ち、そこにいるとかなり恥ずかしく感じるので不正利用する人はほとんどいないようです。

 

IoTを上手く利用したこの試みですが今のところ、好評のようでお客を高回転させたい人気店舗を中心に展開していくとのこと。追加料金はあるものの、駅前のワークスペース料金よりかはリーズナブルなので是非使いたいですね。

 

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今週のお題「マイルーティン」

在宅ワークの日、10:00はティー、15:00はコーヒータイムにしています。コーヒーはペーパードリップで淹れる作業で気持ちのリフレッシュを図っていますね。コーヒーも自宅で淹れれば安く済みます。100g 1,000円を超える高い豆でも1杯100円ですから。ショッピングでの休憩とか別目的がなければ出先でコーヒーを飲まなくなりましたね。

 

(写真は記事とは関係ありません)