錦糸町散歩の続き。
錦糸町駅北口を出ると目を惹くのはこの建物。こちらは花火やちょっとしたおもちゃも扱っている駄菓子屋「エワタリ」さん。ビルに描かれているのは「うまい棒」のキャラクター「うまえもん」。どう見ても「ドラ〇もん」のパクリだが、設定は猫型ロボットではなく宇宙人だとか。昭和のころはいろんなアニメキャラをパクったキャラを描いたお菓子やおもちゃのパッケージがありましたが、著作権の意識が高くなった現在はほとんど見ることがなくなりました。その中で訴えられず残っている「うまえもん」は奇跡的存在ですね。
実は錦糸町駅から1kmほど北に行ったところに「うまい棒」の販売元である「やおきん」の本社があったりする。こちらがその本社ビル。。。
かなり、有名な会社ですがこじんまりしてます。
でも、しっかり「やおきん」の表札があります。
そして、シャッターの絵には「うまえもん」がいます。確かにやおきんです。
しかし、この中で違和感がある三ニスカの女の子。
変な帽子をかぶっている彼女は「うまみちゃん」、うまえもんの妹だそうです。
兄に似なくて良かったですね。(衣装のカラーリングは合わせていますが)
次に向かったのは約1kmほど西側に行ったこちら、たばこと塩の博物館。
運用母体はもちろんJTですね。
以前は渋谷・公園通りにあったのですが、2015年にこちらへ移転してきたそうです。
入口左の像は渋谷のときに作成されたシンボルモニュメント。スウェーデンのタバコ屋の看板用に作られた鋳型を用いているそうだ。
先ずは「塩」。館内では世界各地の岩塩や塩の塊が置いてあります。アメリカのデスバレーとかイスラエルの死海とか。
また、塩田による生成の様子や近代的な工場の模型などが展示がされています。
見ているだけで口の中に唾が溜まってきますね。
こちらはポーランドのヴィエリチカ岩塩坑に作られた聖キンガ礼拝堂が再現されています。なお、ショップでは世界の岩塩が子袋で売られていて、自分はウユニ塩湖の塩を購入しました。200円~で購入できるのが気軽でいいです。
次にタバコ。タバコの草の解説から始まり、江戸時代の煙草屋の様子、キセル、煙草入れ(シガレットケース)、マッチ、ライターや煙草屋の看板など貴重な資料が展示してあります。
そして、50代以上のオジサンたちに懐かしいのはこちら、昭和の煙草屋。自分はタバコを吸わず、タバコの香りも苦手ですが、この雰囲気は好きでした。
誰でも買える自動販売機。値段的に札が使えなくても良かった時代ですね。
この感じも懐かしい。
1カートンで1,500円。約50年前の話。今は1箱600円、3箱も買えない金額で10箱買えていたということです。自分の記憶では180円が最安値。子供の頃、近所の自動販売機に買いに行くと、小遣いとしてお釣りの20円が貰えた記憶がありますね。
赤い公衆電話。10円硬貨が活躍した時代でした。
部屋の中も再現。照明、柱時計、賞状、、、実家を思い出します。
ここ数十年のタバコのパッケージも資料として展示。
昔、父親が吸っていたのはlunaでしたね。
(つづく)
おまけ:エワタリさんで購入した駄菓子
フィリックスガムと象のパッケージのモロッコヨーグルは昔10円で良く買いました。
ヨーグルは「あたり」でした。交通費がかかりすぎるので交換してませんが、ちょっと嬉しいですね。