NHK大河ドラマと言うと面白いけど長いので敬遠してたのですが、今回の「鎌倉の13人」は実家の静岡県三島市や今住んでいる神奈川県がゆかりの地ということで久しぶりに見ています。(2010年の龍馬伝以来)
ドラマの中心人物となる源頼朝は故郷三島に縁があるので個人的には推しではあるが、活躍した弟の義経を殺すなどダークなイメージが強いのです。しかし、脚本三谷幸喜さんで大泉洋さんが演じることでコミカルな感じになっていて、とてもいいですね。
本日の夜で4話目になりますがちょうど自分の故郷周辺が舞台になっているので、より一層楽しいです。今回はそのあたりをちょっと語ってみます。
先ず、源頼朝が居候している北条氏の館があった伊豆の国市(旧韮山町)にある守山ですが、自分はそのすぐ傍にある伊豆中央高校に通っていました。高2のときの日本史の先生が教室から森山の方を指さして、この辺りで頼朝と政子がメイクラブをしてたとか、面白おかしく解説していました。当時は冗談半分だと聞き流していましたが、Google Mapsで見ると「頼朝・政子語らいの路」とか整備されていてあながち嘘でもなかったようで。
ちなみに高校のプールはこの守山の下にあり、ちょっとしたリゾートプールのようでした。自分は文科系の部活(物理部という名のパソコン部)でしたが、夏休みに部で借りることができたのでよく泳いでました。
そして、ドラマの中で度々名前が登場している三島明神、現在の三島大社ですね。
北条の館から三島大社までは約10kmくらい。三島大社の創建はいつか分かっていないが少なくとも奈良時代の古書には載っていたとか。祭りは8月15日、16日、17日でドラマの通り、この最終日の17日に祭りに乗じて頼朝が挙兵したという話は三島市民によく知られた話で、今もお祭りで頼朝公旗揚げ行列が行われます。自分が子供のころから、この行列の催しはあったのですが当時は流鏑馬神事のほうが人気があったのですが、いつからか有名人を呼ぶようになり、注目度が上がりました。しかし、自分が見たことがあるのは高田浩吉さん。若いころはイケメンだったかもしれませんが、当時は仏壇の宣伝をしていたおじいさん俳優でちょっと残念だった思い出が残っています。その後、2007年沢村一樹さん、2014年の永井大さんとかイケメン俳優が参加してかなり盛り上がったようです。最近は2017年 木下ほうかさん、2018年 つるの剛士さん、2019年 滝藤賢一さんで2020年、2021年は中止だったそうです。今年は復活しそうで、かつ大河ドラマでも盛り上がっているので誰が来るか楽しみですね。この行列メチャクチャ混雑するが大泉洋さんなら見に行くかも。
なお、実家は三島大社の近くではないですが歩ける距離にあり、子供のころは20人くらいの親戚や知人が狭い我が家に集まった思い出がありますね。自分の母親の話だとさらに昔(1950年代ころ)は田舎の方からリヤカーの上に十人くらいの子どもが乗って、牛にひいてもらい、お祭りに来たとか。それくらい三島大社の祭りは盛り上がったそうです。ちなみに三島市内の企業はお盆休みは17日までのところが多かったですね。
こちらは元旦の三島大社本殿です。三が日参拝者数は静岡県でトップですが、朝8:00くらいだとこれくらいの混雑で済むので毎年、この時間帯に参拝してますね。
こちらは息子の七五三の時の写真。親子二代、この衣装で七五三詣りをしました。
三島大社からは直接見えませんが、表参道である鳥居前の下田街道から富士を望むことができます。