未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

時事通信社、朝日新聞、電源開発?

東銀座散歩の続き。

 

歌舞伎や演舞場など松竹の聖地「東銀座」その土地柄、面白いデザインの建物が多くあり、こちら

眼鏡屋のビル。この店舗は残念ながら営業してないようですが。

そして、少し裏に入った所にあるこちらのビルは、、、

WEBのニュース記事でお馴染みの時事通信社のビル。

ちなみにこのビルに謎のオブジェの並んだ店が。。。こちらは銀座うかい亭

結構攻めた店構えなのに意外と50年以上の歴史ある高級料理店でしたね。

そして、この巨大アンテナの建物は?

東京電力関西電力などの日本列島をカバーする大手10社と並ぶ電力関連の会社、電源開発株式会社です。一般の人はなじみが薄いのは企業や家庭に直接電気を届けるのではなく、目には見えにくい発電所や高電圧の送電関連の業務をやっているためです。有名なのは静岡の佐久間ダム水力発電所、福島、新潟の環境にある奥只見ダム水力発電所、神奈川横浜の磯子火力発電所あたりですね。また、これまた一般には無名ですが佐久間の周波数変換所もこの電源開発の施設です。これは商用周波数が異なる東日本および西日本の余剰電力をもう一方のエリアに融通するためのもので50Hz→60Hzまたは60Hz→50Hzの周波数変換を行います。普段から使われていたのですが、関東エリアの人は特に東北エリアの多くの発電所の運行が止まった東日本大震災のときにお世話になりましたね。

こちらの装飾は変電設備の放熱板を模したようなデザインになってますね。(マイナーなコメントですみません)

ちなみにこの建物のある場所は幕末に活躍した思想家、佐久間象山の私塾がありました。門下生には吉田松陰勝海舟橋本左内など錚々たるメンバーが揃っていますね。

その隣は銀座六丁目スクエアビル。旧日産本社ビルです。

こちらのビルは東京商工会議所の発祥の地だとか。と言っても個人的には商工会議所って何?て感じですが「中小企業の活力強化」と「地域経済の活性化」の実現を目的に組織だそうです。

少し南に歩いたところにあるこのビルは東京国税局。

そして、その隣の屋根の上のガラスの塔がある特徴的なビルは、、、

朝日新聞の東京本社ビル。松竹の芸能関連、時事通信朝日新聞の報道関連、さらにこの先(西側)には広告大手の電通があったり、日テレもあったりします。日本のマスメディアで活躍する大きな企業が揃ってますね。

ガラス塔は別にここから市内の様子を見るためではなく、昔の無線アンテナのための塔だったそうです。携帯電話がなく、取材ヘリコプターや現場記者との通信は無線機で行った時代の遺物だそうです。

このビルの横はちょっとした公園になっていてちょっと休憩するのに良いところです。

この時は4月半ばだったので八重桜が散り始め、つつじがこれからピークを迎えるときでしたね。

そして、その向かい国立がん研究センターの中央病院です。

さすが日本を代表する病院、立派なビルですし、敷地もメチャクチャ広いですね。

(つづく)