未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

銀座6丁目だからGINZA SIX 安直な名前だがなかなか良いところです

銀座散歩の続き。

 

少し戻って銀座6丁目へ。

ここには明治始め商法講習所と呼ばれるビジネススクールがありました。現在の一橋大学の源流となる学校です。創立者は政治家の森有礼ですが協力者として渋沢栄一福沢諭吉などの名前があります。まだショッピングストリートして発展する前の話で鯛味噌屋の2階が学校だったとか。

銀座ではちょっと異色なのはこちら、イグジットメルサのビルに入っているMウイスキー博物館

1フロアに2000を超える国産ウイスキーを展示。博物館といっても買うこともできるし、売ることもできるそうです。昨今、日本のウイスキーは世界的にも人気があり高騰していて最近も軽井沢1960年という銘柄で5500万円の値が付いたと話題になっていましたね。

そして、その対面にあるショッピングビルが2017年にオープンしたGINZA SIX

元々は銀座最古参の百貨店「松坂屋銀座店」。平成に入り百貨店というスタイルが厳しくなり周りのエリアも含め一気に再開発。そしてできたのが、FENDI、CELINE、SAINT LAURENTと高級ブランドのショップを集めた複合商業施設。

中は大きな吹き抜けになっていてオープンな感じがします。総合的な百貨店ブランドというハイソだが閉じた一葉的なスタイルではなく、分野ごとに多彩な個別ブランドが集め、個人それぞれの個性にあったものを提供するスタイルに変えたということでしょうね。それにしてもドルチェア&ガッバーナにジバンシーがオープンエリアに露店のように出店しているのは珍しいかも。

本屋も洒落た店構えの代官山、二子玉川などにも展開している蔦屋書店ブランドの店。本の値段は全国同じで実店舗でもオンラインでも変わらないが、空気感を楽しみながら買った方が思い入れが違うかも。

なお、個人的には洋服よりも興味がある店はこの蔦屋書店と下にあるワインショップのエノテカとスイーツショップですね。

GINZA SIX屋上はフリーの庭園。緑の木々に覆われて中央は芝生と水をばちゃばちゃできるエリア。夏、乳幼児に人気がありそうです。

芝生には時期によって違うのですが、このときは子供が遊べるジャングルジムのアートが展示されていました。

ベンチというか休憩できるエリアも充実していて、横になって空を見ながら休憩なんてことも。銀座とは思えない癒しの空間です。しかも無料の。

庭園の外周から地上を眺めることもできます。

周りより少し高い程度なので普段見えないビルの屋上を間近で見ることができます。

エアコンの室外機ずらっと並ぶこの景色も珍しいかも。

遠くには東京タワーも見えますね。

中途半端な高さなので展望を楽しむという感じではないですが、北東方向にはスカイツリーも見えたりします。

あと、銀座通りを挟んだ目の前にあるユニクロ銀座店も上から見ることができます。

こちら12階すべてがユニクロ

静止画の写真だとわからないですが窓際のマネキンがぐるぐる回っています。

世界最大規模のグローバル旗艦店だけのことはあります。

また、このGINZA SIXの地下3階にはこんな場所も。

観世能楽堂です。観劇をした後、ショッピングに食事。

この辺りは銀座らしさが残ってますね。

外に出ると12:00を過ぎていたので銀座名物?の歩行者天国が始まってました。

(つづく)

 

おまけ:GINZA SIX地下のパン屋JEAN FRANCOISで買った

レーズンバター。バター上手いです。レーズンとの相性も抜群。

そしてクイニーアマン。

裏返すと何枚も重ねた生地がわかります。甘さでごまかしているクイニーアマンも多いですが、しっかりとパン側の濃厚さを楽しむことができます。

ケーキだと800円からという感じですがこのあたりなら300円程度。

しかし、品質は高いので満足度も高いです。

この辺りを買って屋上でのんびり過ごすというのもいいですね。