銀座散歩の続き。
出発は銀座線の銀座駅。正に銀座オブ銀座です。
鉄道の路線名は路線全体を表す地名や始発駅の地名を使うことが多いけど銀座線は始発駅の浅草でも渋谷でもなく、途中駅の銀座が使われてますね。実際、休日は渋谷から行っても浅草から来ても銀座で多くの人が降りるので銀座線と名乗るのは納得いきます。そもそも地下鉄は丸の内線、有楽町線とか始発駅名使われていないこと多いですが、他の駅のほうが乗り降りする人が多いので、やはり銀座線はちょっと特別感ありますね。
線路脇の壁面、黒いのでわかりにくいですが、よく見ると銀座の街の風景ですね
改札を出るとこんな感じ。数年前のリニューアルで地下らしからぬ黒を基調とした珍しい演出をしてますね。ちょっと高級感を感じます。ちなみに銀座線の開通は戦前の1939年。天井が低いのも納得いきますね。
そして、地上を出ると銀座四丁目交差点のこの景色。
銀座と言えば多くの人が思い浮かべる風景ですね。
銀座和光の時計塔。こちらは服部時計店(現セイコーグループ)の2代目の時計塔で竣工は1932年。約100年の歴史を持つ高級感ある石造りの建物、銀座を代表する建築物ですね。初めて銀座に来た時、東京って本当カッコいいなと思いましたよ。
和光とセイコーって何の関係があるのと思ってましたが、和光はセイコーの前身の服部時計店の小売部門を継承して設立した会社なんですね。
これは別の日、偶然撮影できた工事中の時計塔。初めて銀座に来た人にとっては残念でしょうけど滅多に見れないレアな姿ですね。
その後、訪問したときにはこんな風になってました。
ミッキーマウスバージョンです。
セイコーグループがディズニー100周年を祝っての特別バージョンだそうです。
こちらの交差点に面したディスプレイもミッキーバージョンです。昨年、ミッキーの誕生日に当たる11月18日までの期間限定で今はやってないようですが。
こちらは開店前の和光の入り口。ロゴのデザインが時代を感じますね。
これは別の日のショーウィンドウ。
売り物ではないものをディスプレイするのって銀座らしいですね。
そして、ウィンドウの左側に映っているのは
GINZA PLACE。「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにした外観デザイン。10階くらいのビルが林立しているエリアは都内でいくつもありますが個性的なデザインなビルが集まっているエリアは銀座がトップだと思いますね。
こちら4、5階はソニーストア。ソニー製品を紹介するショーケースですね。
そして1、2階は日産自動車のショールーム「NISSAN CROSSING」です。こちらは1963年オープンということで建物は変わりましたが60年以上の歴史があるそうです。
日産は元々東銀座に本社があり、そこにもギャラリーがあったのですが、横浜駅そばにできたグローバル本社のビルの方に一緒に移転。そちらの方がショールームとして大きく、利便性もそれほど悪くないですがこちらはそのまま残っています。人がたくさん集まる銀座の中心的位置にあるこのギャラリーは別なんでしょうね。
そして、このビルに向かいあるのが
銀座三越ですね。
自分の中では高級デパートといって真っ先に思いつくのがこちらの銀座三越ですね。
もちろん三越と言えば本店の日本橋三越の方が規模は大きいのですが、やはり銀座と言う地名がさらにブランド価値を上げているような気がします。
と言っても自分が利用するのは「デパ地下」だけですが。今は無くなってしまったのですが100g 4,000円の生ハムが売っている店があり、そこでその生ハムを買ったとき、自分も大人になったなと感じましたね。
待ち合わせスポットで有名な三越のライオン。
初めて見たときはテンション上がりましたね。
そして、こちらは夜の風景。
前の会社のオフィスが晴海にあり、月一回の出社日に有楽町からバスでよくここを通ったのですが夜の銀座は通るだけで心躍りましたね。
(つづく)