2021年の妄想ブログ:
深夜3時。学生のころ(90年代前半)は、こんな時間でもカブトムシのように活発に何か活動をしていました。そんなとき、ラジオをつけると流れていたのが「歌うヘッドライト」という番組。内容は演歌一色のトラックドライバー向けの番組でした。確かに、この時間に一番元気に働いているのは長距離トラックの運転手で、その人たちのニーズにマッチした番組だったんでしょうね。
現在、さすがに演歌世代の現役ドライバーは減り、同じく深夜3時に今でも放送されている「走れ!歌謡曲」では70年から90年代に流行ったJ-POPが主流のようだ。それにしても、数千曲入る音楽プレーヤーもある時代に、必ずしも自分お好みの曲が流れないラジオが未だに人気があるのは、音楽だけでなく、ほど良いトークがあるからでしょうか?
一方、AlexaなどのAIスピーカーが一般自動車にもかなり普及。最近の新車では7割が標準装備で、オプションも含めると95%以上が装備しているとのことだ。このAIスピーカーは音楽だけでなく、渋滞情報、天気、ニュースを好きなタイミングで聞けるということで、ラジオの代替として利用する時間も大幅に増えているそうだ。
さらに最近ではいろんな機能アプリが増えているらしい。今、一番注目されているのはSNS投稿の読み上げ機能。好きなアイドルや芸人、はたまた、家族や知り合いなどのフォローしているSNSの本日の投稿をまとめて読み上げる機能だ。他にも、季節の言葉や今日の注目キーワードで検索した、人気の高いブログを読み上げる機能も人気のようだ。
また、これらの利用したい機能アプリを選べば、音楽再生と組み合わせて、スケジュールを自動生成して実行するスケジューラアプリも登場。これならば、一度実行すれば、運転中操作することなく、自分の好みの「ラジオ番組」みたいなものが聴けるというわけだ。