2019年の妄想ブログ:
当時、高校生でしたが中二病全開のアニメ「メガゾーン23part2」、好きでした。
(以下、ネタバレ含む)
自分たちが住んでいた東京は、実は巨大宇宙船の中に建設された都市だったというだけで、心躍りました。巨大宇宙戦艦、変形メカ、美樹本晴彦デザインのアイドルと、超時空要塞マクロスの公式パクリといえば、それまでですが、メガゾーン23part2ならではの見所は、東京の街が崩壊するシーンだと思います。(4:22あたり)
渋谷、新宿、浅草などアニメ絵ではあるが、テレビで見覚えのある街がかなり忠実に再現されていて、また、ビルの崩れ落ち方、煙の立ち方、大量のガラスが飛び散るシーンのリアルな表現力に圧倒されました。1986年当時、アニメは全て手書きだったので、リアルな爆発の表現といったら原子爆弾が爆発すようなシーンが大半だった時代に、このような映像はかなりインパクトがあり、初めて見たときは全身鳥肌が立ちました。
その後、時代は昭和から平成と代わり、CGでの作画が当たり前の今日では、この映像は別に珍しくもないかもしれません。しかし、単なるノスタルジーかもしれませんが、今見ても魅せられるものがありますね。
さらに時代は5月から新年号に代わりますが、そんなときに、メガゾーン23の再製作のプロジェクトが立ち上がったとネットで流れていました。ただし、それはアニメ映画を作るのではなく、この東京崩壊シーンを中心とした再現アニメというか、6分間のPVを作るプロジェクトです。しかも、80%以上を手書きで表現するという、今となっては無謀なチャレンジに取り組むみたいです。
チームは若手の学生たちが中心ですが、還暦を迎えた板野一郎氏もスーパーバイザーで参加するそうで、かなり楽しみです。
ちなみに既に第二段も検討しているという話もあり、「オネアミスの翼」のあのシーンではないかと噂が立っているそうだ。これも楽しみですね。
(個人的には3:47付近のロケットが打ちあがるシーンが好きです。)