未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)地下鉄から見れる沿線風景

2020年の妄想ブログ:

東京は地下鉄が網の目に張り巡らされていて、本当に便利である。しかし、通勤で毎日乗るとなると味気ない。それは、当然ながら電車は地下を走っているので、窓から見せる景色はずっと真っ暗なままだからだ。もちろん、丸ノ内線後楽園駅や銀座線の渋谷駅のように地上を走るケースもごく稀にあるが、基本暗闇のままだ。(個人的には銀座線の渋谷駅に初めて行ったとき、地下鉄なのに地上3階に向かって階段を上るのには驚いたが、そのとき改めて渋谷が「谷」であることを実感しました。)

そんな不満(?)を持っているサラリーマンへの朗報として、先日のニュースが話題になっていた。それは、地下鉄の地上風景ライブ配信サービスだ。地下鉄沿線の地上にある監視カメラを使い、走っている位置に合わせて、カメラを切り替えながら、その外の風景を電車内のドアの上のモニターで流すサービスだ。

最初は、物珍しさから多くの人がモニターに注目したが、3日も立つと、じっと見る人は少なくなった。しかし、スマホで疲れた目を休めるためか、どうでも良い外の景色をぼーっと見ている人がそれなりにいた。自分もその一人で、意味はないが、やはりぼーっと眺めていた。

実はこれ、夏に行われるオリンピックで沿線の施設や店の状況を流すCMサービスの事前調整のための試験放送だ。したがって、あと2週間もすれば、俗にまみれたCMの騒がしい映像になってしまうが、それまではこの「まったり」とした映像が楽しめそうだ。

あと、数日すれば桜も咲くので、満開になるまでは今のサービスを続けてほしいですね。