2021年の妄想ブログ:
ひとつ目は、「VRリード」。20cm角の鉄の箱から1メートルくらいの犬の散歩用のリードともち手が付いている。これを専用アプリでルームランナーとヘッドセットと連携すると、犬の散歩が疑似体験できるのだ。犬はゴールデンレトリバーや懐かしのシベリアンハスキーなど5種類から選べる。
使い方は簡単で、リードを持って走るだけ。犬が先を走る想定で、走り出すとぐいぐいとリードが引っ張られる。人間も遅れをとらないように、ランニングマシンで走るという単純なものだ。どれも大型犬で、みんな2~4才の若い設定。ペースが遅くなったり、立ち止まると、ワンワンと吠えられ、ぐいぐい引っ張る。人間が速度を上げると、一緒になって喜んで速度を速める。なかなかハードなランニングが楽しめるのだ。
そして、2つ目は「ルームワンナー」。ルームランナーとテレビを組み合わせたものだが、なんと小型犬用のランニングマシン。いわば、ハムスターの回し車の犬版というところだ。犬がこのルームランナーで走り出すと、テレビの電源が自動に入り、走行速度に合わせた街の映像が映し出されるというもので、犬の意思で好きなときに散歩ができるというマシーンだ。
これは独身の室内飼いで、日中、相手をしてやれない犬のためのストレスと運動不足解消ツールとして、売り出したが、意外とお年寄り夫婦にも売れているそうだ。中には人間も一緒に歩きたいので、ルームランナーを大きくして欲しいというリクエストもあり、メーカーのほうでは現在検討しているとのことだ。