未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)わがまま路線バス

2021年の妄想ブログ:

路線バスと言えば、当然ながら決まったコースを運行するバスのこと。来る日も来る日も同じ道を往復するのが路線バスであるが、バスの気持ちになったとき、電車と違い道路があればどこでも走れるので、いつかは自由気ままに走りたいのでは?と思うことがある。という気持ちから生まれた、ちょっと変わったサービスが始まった。


それが「わがまま路線バス」サービスだ。

バス会社が老朽化のために売ったバス等を所有している個人(もちろん二種免許所有者)が、同サービス運営のホームページから会員登録。そして、自分で好きな道順、停留所、運行日時、そして料金を設定して走るというものだ。

利用者は同サービス提供のスマホアプリから道順や停留所などを確認して、1週間前から予約することが可能だ。(席は予約できないが) また、予約しなくても、地図上から現時点で近くを走るバスとそのバス番号、その行き先をスマホアプリで確認でき、ニーズにあったバスを見つけたら(わがまま路線バスという文字と番号がデカデカと書いてあるので、すぐわかる)、手をあげて乗ることも可能である。

しかし、このバスは3日前までに設定した日時にそのルートを走ることは守る必要があるが、毎日、同じルートを走る必要はなく、日替わりでルートを変えたり、季節によってルートを変えることも可能だ。また、体調不良のときは出発1時間前までに予約者に通知すれば良いというルールになっている。かなり、ゆるい路線バスである。

基本、ゆるいバスのため、通勤は対象にしておらず、観光地や農山村の老人向けのコミュニティーバスというケースが多いとのこと。また、運転手として登録しているメンバーは、元バス会社の運転手でリタイア後に始めたという人が多いそうだ。

中には、全国を100日かけて廻っているという運転手もいるそうで、リタイヤ後の趣味を兼ねた仕事としては、最高の仕事なのかも。