未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(ぼやき)本屋

陸上短距離選手ならば、100メートルで10.00秒前後でないとプロになれないことは明白。
陸上でプロになれると夢見る日本人は全人口の0.1%もいないだろう。
明確な目標が出ていて、自分がその力があるかを数値で客観的に判断できるから。

では、プロの小説家ならどうだろうか?
ある程度の文字数が書ければ作品になるが、
それが職業としての小説家としてやっているけるレベルかどうかを、
自分自身で数値として判定するのは難しい。

だからこそ、小説家なら自分でも「できる」、自分にも「可能性がある」と思える人が多数いるのだろう。
さらに小説だけでなくエッセイなども含めた広い意味でのライターならば、もっと多数いるだろう。


と、久々に本屋に来て、並ぶ大量の本を見て思った。

このバックには、もっとたくさんの出版されず、死蔵していく作品があるのだろうと思った。

そして、その死蔵した作品でも、「やらない後悔」より「やって失敗する後悔」の覚悟を持って
取り組んで、初めて生み出されたのだろう。

。。。たまには、本を探す目的以外で本屋を眺めてみるのもいいですね。ちょっと刺激になりました。