以前、このブログで協働ロボットについて書いたが、こんなニュース記事があった。
ソニーの技術で人の感覚を拡張、AIが作曲も? SXSW 2019で披露
音楽を制作する中で「人の手を掛けることに音楽の良さがある」のは譲れないものの、作業の中でルーチン的な部分もあります。そこに人間のクリエイティビティの時間を割くのではなく、“パートナー”として作曲を手伝ってくれるAIがいたらどうでしょう。それによって「音楽の在り方」や「表現の在り方」という部分に人間がクリエイティビティを発揮することで、良いアウトプットができるのではというトライアルです。
この記事ではよくあるAIが作曲するというのではなく、AIが作曲の手伝いをする、煩わしい、面倒くさいところをフォローするという役目なのですね。
この記事の中ではAIはライバルであり、師匠でもあるという感じですね。
今まで、AIは人の思考の代理から、人では判定できない法則を見つけたりするAI自身そのものが進化するという話がいくつかありましたが、これは人自身が進化するのをAIが支援するという新しい切り口で、ちょっと面白いですね。